政  治
政府見解
国内政治の動き
往来と交流
人事任免事項
  経  済
産業経済動向
政策情報
地方経済
中国進出日本企業
視  点
  生態環境
砂漠化対策
治  水
造  林
汚染処理
その他
  文  化
文化情報
食文化
考古学
健  康
  時 の 人
  社   会
  論   壇
  観   光
  友好の広場
検索
天気予報:
蓮花湖

蓮花湖は黒竜江省海林市の北東部に位置し、国の重点プロジェクトである蓮花水力発電所の建設によってできた大きな人造湖である。蓮花湖は黒竜江省の省クラス観光名所と省クラス自然保護区に指定されている。湖の水面面積は133平方キロに達し、全長99.9キロ、水の深さは平均40メートル、観光スポット全体の面積は1900平方キロに達する。

森林、湖、島、山峰、断崖が蓮花湖の主な景観である。景観区には三つの大きな峡谷、四つの湖、五つの観光区、七つの島、三十以上の観光スポットがある。長さ五十キロの蓮花湖はまるで曲がりくねった巨竜のようで、険しい山の間に横たわっている。両岸には険しい山、断崖壁、うっそうたる森林が延々と広がっている。鷹嘴峰、神亀石など大自然の彫刻ともいえる自然の景観は観光区に神秘的な雰囲気を添えている。

湖の水面は鏡のようで、水面に映る山々の影が揺れ動き、波と山の影がコントラストをなし、美しい山水画の絵巻物のようである。

蓮花湖は四季の風景が異なり、景色が美しい。春には、山々が新緑に色どられ、花があっちこっちに点在しており、すばらしいコントラストをなしている。夏になると、湖の水量が増え、緑の森には木々が生い茂っている。避暑や保養にとってもってこいの場所である。秋になると、森はこがめ色に染まり、山の幸と湖の魚の収穫期でもあり、観光、グルメにとってもってこいの季節である。冬は山と森が雪に覆われ、白銀の世界となり、北国の冬景色を満喫し、スキーを楽しむ理想的な場所となる。

観光区内には植物が生い茂っている。喬木、潅木、ふじ、草などの野生植物がたくさんある。マツ、シナノキ、クヌギ、カバなどの樹木、朝鮮人参、五味子などの野生漢方生薬、わらび、マツの実などの野生の果実、トラ、ヒョウ、テン、クマ、シカなどの貴重な野生動物とサギなどの野生の鳥が生息している。現在、世界最大の東北トラの繁殖基地――横道河子野生動物飼育施設には東北トラ70頭がいる。省クラスの保護鳥類――アオサギが4000羽もおり、ときどき山と湖の間を飛び交っている。

観光区の交通と通信が非常に発達している。ハルビンー綏紛河間、牡丹江―チャムス間、牡丹江―図門江間の鉄道や国道301線とも繋がっており、牡丹江空港や牡丹江市までそれぞれわずか50㌔と40㌔しか離れていない。牡丹江から群力埠頭までの旅行専用線が1998年に開通している。湖を巡る道路が2本ある。デジタル電話は観光区のいたるところに通じている。水道、電気、道路、通信などのインフラも整備されており、観光開発のソフトの環境とハードの環境に恵まれている。

「チャイナネット」2003年7月23日

DATE:
このページを印刷
メールで送る
|
Copyright © China Internet Information Center. All Rights Reserved
E-mail: webmaster@china.org.cn Tel: 86-10-68326688