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タリム自動車道緑化プロジェクトが正式スタート、総延長436キロ

新疆ウイグル自治区・タリム盆地の砂漠地帯を走る自動車道に防護林を建設するプロジェクトが、十数年の試験段階を経てこのほど正式にスタートした。2年以内に流動する砂漠地帯を貫く世界最長のグリーンベルトが完成し、資源の開発や社会経済の発展が急速に進むと期待される。

防護林を建設するのは、自動車道の北から118.9キロ下った地点をベースにさらに南へ561.4キロまでの区間で、途上にある植樹の難しい北民豊隆起地区6.5キロを除くと総延長は436キロになる。植林の幅は72~78メートルで、総面積は3128ヘクタール、苗木総数は約1800万株。

タリム自動車道の建設は、砂漠地帯での基盤施設の整備、資源の大規模な開発を象徴するプロジェクトで、1994年に塔中地区まで完成。その後、砂漠地帯では国内最大規模を誇る塔中石油・天ガス田が開発され、新疆は急速にエネルギーの戦略的代替基地となっていった。現在、自動車道はタクラマカン砂漠全体を貫き、新疆南部では経済社会発展の大動脈となっている。

自動車道の建設後、路肩が流砂に侵食される問題が出てきた。1994年、油田基地で砂漠化防止緑化実験を開始し、現地の鉱化作用の高い地下水を利用した造林方法を確立。砂漠という環境に適した樹木の品種も篩い出した。これを基礎に、本格的スタートに向けて、1999年に6.3キロの区間で生物防砂実験、2001年には30.8キロ区間で防護林生態モデル実験を行った。

工事設計を担当した中国科学院新疆生態・地理研究所の徐新文エンジニアは「我々のシステムは、単純な機械による防砂システムや機械とバイオを結合した防砂システムと比較すると、プロジェクトへの1回の投資は大きく、それぞれ2.5倍、56%増えるが、年間維持費ではそれぞれ44%、28%抑えられるため、長期的に見れば経済的であり、使用年限でも両システムを大幅に上回る。生態、社会効率は非常に顕著だ」と説明する。

プロジェクト設計によると、パイプライン給水技術を採用。現地で水を採集し、分散給水して灌漑に利用する。年間消費水量は600万立方メートル以下、1ヘクタール当たりの使用量は2000立方メートル以下と、消費量は非常に少ない。地下水量は16億2900万立方メートル、年間補給量は約9000万立方メートルといわれ、地下水の汲み取りで砂漠地帯の生態がさらに悪化することはない。

防護林建設プロジェクトでは、灌漑用パイプライン・施設整備、発電・変電工事、施設管理保護作業、植樹を2段階ずつに分けて実施していく。工期は通算で3年。総事業費は2億2000万元で、国が1億2000万拠出する。

「チャイナネット」2003/08/01

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