今年の6月下旬から、中国一の川長江以南の湖南、江西など地方は、雨量が少なく高温の日が続いたため、深刻な旱魃が起きているが、副首相でもある国家洪水旱魃対策本部の責任者である回良玉氏はこのほど、これら南方の旱魃に見舞われた地区の政府や関係部門に、旱魃対策に力を入れ、被災地住民の飲用水と都市部の水道水の供給を確保し、農民の収入増加と農村の経済発展を促進するよう指示した。
これは回良玉副総理が温家宝総理の依託を受けて湖南省で旱魃対策事情を視察し、被災地住民を見舞った時に述べたもので、回良玉副総理はその際、各旱魃対策を確実に実施し、大衆の生活に心を配り、その飲用水を確保することを念頭におき、節水と水の利用率を高め、被災地での生産再開を援助するよう各地区と各部門に要求した。
「CRI」より2003-8-4