中国――上海協力機構

中国は上海協力機構の建設を積極的に進めている。2002年6月に、上海協力機構加盟国元首第2回トップ会議がロシアのサンクトペテルブルク市で開かれ、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国が機構憲章、テロ対策機構協定などの重要な文書に調印した。安全協力を強化すると同時に、6カ国は次第に経済協力を推進し、上海協力機構の地域および世界における影響力を拡大しており、この機構はこの地域の安定を守り、ともに発展することを促す重要な力となっている。12月28日に、全国人民代表大会常務委員会は江沢民国家主席が中華人民共和国を代表して6月7日にサンクトペテルブルクで調印した『地域テロ対策機構に関する上海協力機構の協定』を批准した。中国とその他の5カ国とのハイレベルの相互訪問が続いており、5月、6月、12月には、タジキスタン大統領のラフモノフ氏、キルギス大統領のアカエフ氏、カザフスタン大統領のナザルバエフ氏がそれぞれ中国を訪問した。

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