中国は終始積極的に参与し、共通点を求めて相違点を残し、協力を推進する趣旨に基づいて、APEC(アジア太平洋経済協力機構)の諸活動に全面的に参加している。2002年10月に、APEC第10回非公式首脳会合がメキシコのロスカボスで開催された。この非公式首脳会合で『首脳宣言』と『反テロ声明』が採択された。江沢民主席は会議で共に発展し、共に繁栄することを実現する重要な主張を提出し、新しい経済を先導とし、在来の経済を基礎とし、発展途上国の能力建設を強化して、全世界の競争に参加するその実力を増強し、グローバル化のもたらす利点を享有することを強調した。江沢民主席の提唱の下で、現在すでに相互尊重、平等互恵、自主自発、協議一致を中核とする「APEC方式」が形成されている。
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