中国の機械工業は各業種に大型ガス・タービン、大型ポンプユニット、原子力発電ユニットなどの発電設備、超高圧直流送変電設備、大型冶金、化学肥料および石油精練プラント、都市電車交通設備、新しい製紙と紡績機械などを含むさまざまなハイレベルの大型プラントを提供することができる。中国の機械・電力設備はすでに中国の主な輸出品になり、1996年から2002年にかけて7年間連続して中国一の輸出品である。2002年に、中国の機械・電力設備の輸出額は前年より32.3%伸びて1571億ドルに達し、一般の対外輸出の伸びより10.6ポイント高くなった。
20世紀90年代には、自動車工業は国の支柱産業の一つとして着実な発展を見せ、自動車生産台数は1995年の145万台から2000年の207万台に増え、そのうち、乗用車生産は33万7000台から60万7000台に増えた。自家用車の保有台数は1995年の250万台から2000年の626万台に増え、そのうち、乗用車は114万台から365万台に増えた。2001年、中国の自動車生産は234万2000台となり、前年より更に13.1%伸びた。2002年における全国の自動車生産は325万1000台に達し、そのうち、乗用車生産は100万台を突破し、109万2000台に達し、乗用車の年間生産の最高記録を打ち立てた。