21世紀に入って以来、中国の環境保全産業の年平均伸び率は17％前後に上昇し、同期の国民経済成長率よりはるかに高いものとなった。2002年における環境保全産業の生産額は1998年の2倍の2200億元に達したが、1992年においては40億元たらずのみであった。中国の環境保全企業の大半は東部沿海、長江沿い地域など経済がわりに発達している地区に分布しており、そのうち、固定資産が5000万元を上回っている大型企業は環境保全企業全体の約6％を占めている。関係部門の予測では、今後、環境保全分野の投資が引き続き増え、環境保全産業の急速な発展の趨勢が保たれていくことになる。