教師陣の増強

教師の人数が絶えず増え、全体の資質が顕著な向上を見せている。大学教授と助教授はそれぞれ大学教師総数の9.5%と30%を占め、中青年教師が主体となり、36~45歳の教師が大学教師総数の約79%、35歳以下の教師が約46%を占めている。大学教師はまた科学研究、知識更新の重要な力でもある。現在、大学の中には、中国科学院アカデミー会員が280人、中国工学院アカデミー会員が234人もいる。継続教育体制の初歩的な構築につれて、小中学校の教師の資質がいちだんと向上し、45歳以下の高校、中学の教師が86%以上を占めるに至っている。

教師は羨まれる職業となり、なぜかというと、社会的地位が高くて安定して、収入が高いからである。現在、優れた教師を引き付ける特別の政策――「長江学者奨励計画」(中国教育部と香港の実業家である李嘉誠氏が中国の大学の学術的地位を高め、中国の大学教育を振興するために共同で資金を調達して作成した計画。つまり、教授特別招聘制度と成果奨励制度を実行することである)がすでに実行されており、69校の高校が教授412人、講座教授33人を招聘した。多くの省はまた大型招聘会を開き、特恵条件で海外の学者が帰国して教師になるよう引き付けている。2002年4月28日、清華大学は年俸100万元、毎年同校経済管理学院で3、4カ月授業する条件で海外の学者28人を講座教授として招聘した。

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