2003年3月5日から18日にかけて、第10期全国人民代表大会第1回会議が北京で開かれ、この会議は改選の会議であった。代表たちは前期政府の活動報告、前期の全国人民代表大会常務委員会の活動報告およびその他の報告を審議するとともに認可した。会議は新たな政府機構の構成メンバーを選出し、任命し、政府機構の指導者の新旧交代をスムーズに実現した。
第9期全国人民代表大会に比べれば、第10期全国人民代表大会の新たに選出された代表は2100余人で、2984人の代表総数の70%以上を占め、そのうち修士学位、博士学位取得者が1000人以上もいる、中国科学院、中国工程院のアカデミー会員が46人もおり、若年化、知識化、専門化の特徴をはっきりと示している。この会議で特に人目を引いた代表は、個人経営者層からの企業家であり、50人以上もいる。