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全国主要河川の水量、安定に向かう

全国の主要河川では9月に入って以来、水位が安定してきた。

水利部水文局が発表した8月の降水量、水位に関するデータによると、嫩江や松花江の本流では警戒注意報を超える洪水が発生し、全国的にも地域的な暴風雨に見舞われた。黄河中流の支流では、涇河、渭河、北洛河上流で大規模な洪水が発生し、渭河の中下流全域では水位が過去最高を記録。長江支流の泯江、沱江、涪江、漢江、淮河支流の洪汝河、広東省や海南省の沿海部一帯の小河川でも水位が警戒ラインを上回った。

総合的に分析すると、8月には黄河や淮河地区のほか西南地区北部でかなりの降水量が観測された。黄河中流と淮河流域、長江上流の本流と北側の支流、漢江流域でも強い雨に見舞われた。8月の降水量を見ると、黄河や淮河流域の大部分、華南地区の沿海部、西北地区の東南部、四川省の中東部、重慶市の北部、雲南省の南部、黒竜江省の中部や山西省の南部の一部で200~450ミリメートル。なかでも四川省中部と海南省の西北部は500~700ミリメートル。四川省の雅安で最大の997ミリメートルを記録した。華南地区の中北部や西南地区の中西部、東北地区の大部分、西北地区の東部の一部などは100~200ミリメートル。華北地区の大部分、貴州省や重慶市の南部、湖北省の南部は30~80ミリメートル。新疆ウイグル自治区の西・北部は10~40ミリメートルだった。

淮河流域や黄河中下流の大部分、長江上流本流の北を流れる支流、黒竜江省の中部、海南省の西部、新疆の北部と西南部での降雨量は例年に比べ3.8割も多く、陝西省の南部や河南省の中部と新疆の一部の地区は2~3倍。しかし、西南地区の南部、上海や浙江省の北部、吉林省の東部、遼寧省の一部などでの降水量が4~8割減少した。

「チャイナネット」2003/09/24

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