国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
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秦皇島市経済技術開発区
 

概況

 秦皇島市経済技術開発区は1984年10月に国務院の認可を得て設置され、東西二つの区に分かれている。計画面積は54.39平方キロで、そのうち西区は36平方キロ、東区は18.39平方キロ。

 

地理的位置

 秦皇島経済技術開発区の西区は秦皇島市の西部にあり、首都北京から281キロ、天津市から245キロのところに位置し、中国の東北、華北の二大経済区の交通の要衝で、地理的に恵まれた位置にある。秦皇島経済技術開発区の東区は、秦皇島市南東部の沿海地域にあり、東は遼寧省と境を接し、西は万里の長城の老竜頭から東水関までの部分で、北は北京‐ハルビン鉄道の山海関貨物輸送ステーションまでで、南は渤海に臨んでいる。

气候

 秦皇島は温帯半湿潤モンスーン気候に属し、四季の違いがはっきりしており、冬は暖かく夏は涼しく、年間平均気温は10.1℃、年間平均降水量は698ミリ、相対湿度は62%。

交通

 西区は中国北部の大きな港――秦皇島港から1.5キロしか離れていない。秦皇島港は中国の華東、華南地域の主要なエネルギー資源・ターミナル港で、輸出用石炭は、ここから香港、日本、東南アジア、ヨーロッパなどの国と地域に運び出されている。秦皇島港は、中国の東北、華北と環渤海経済区の重要な商業・貿易港でもあり、大量の食糧、木材、鉱石、化学肥料、セメントなどを積んだコンテナ船が港を出入りしている。2000年の貨物取扱量は9000万トンを超え、全国で4位にランクされている。 京‐ハ(北京=ハルビン)、京‐秦(北京=秦皇島)、大‐秦(大連=秦皇島)の3本の鉄道幹線がここで合流する形となっており、北京から秦皇島までは高速列車でわずか2時間余りである。 京‐ハ(北京=ハルビン)、津‐秦(天津=秦皇島)の2本の国道がそれぞれ開発区の南端と西側を通っている。北京から秦皇島経由で瀋陽までの高速道路は開発区の北側を通っており、そのインターチェンジは開発区から2キロしか離れていない。 開発区は秦皇島空港から15キロのところにあり、上海、大連、西安、昆明など17本の国内航空ルートがすでに開通しており、国際線の整備も計画中で、新国際空港の建設は都市発展計画に組み込まれている。 東区には、京‐ハ鉄道の山海関操車場とつながり、なおかつ山海関港に通じる鉄道専用線がある。山海関操車場は全国6大操車場の一つである。 区内の道路は、開発区の北側を横切る国道102号線(北京‐ハルビン)、すでに開通している北京‐瀋陽高速道路、環渤海地区に通じる河北省沿海道路とそれぞれつながっている。 東区は、秦皇島空港からわずか3キロのところにある。

 関連施設

 十数年にわたる建設を経て、開発区の投資環境は日増しに整備されつつあり、すでに開発された工業建設条件の具わった土地は約8平方キロ、より完備した道路、電力、光熱、通信、給排水などのインフラ施設も建設されている。2001年6月、秦皇島開発区は国家環境保護総局からISO14000の国家クラスモデル区として認定された。開発区は、10kv及びそれ以下の電圧の動力、照明用電気をユーザーに提供している。 0.8Mpa以下の工業用飽和蒸気、0.6 Mpa~0.86Mpa、250℃の過熱蒸気も供給している。

基幹産業

 冶金、機械、電子、紡績、ファインケミカル、建材、服装 、不動産、保税業務

主要外資系企業

 日本の伊藤忠商事、韓国のLGグループ、タイのチャ•タイ•グループ、イギリスのTIグループ、アメリカのリノルズ会社、シンガポールのADM会社など。

公式サイト

 www.qetdz.com.cn/

「チャイナネット」2004年1月

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