国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
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天津経済技術開発区
 

概況

天津経済技術開発区は1984年12月6日に建設が始まった。計画総面積は33平方キロで、全国で設立が最も早く認可された経済技術開発区の1つ。産業発展の必要から1996年、区外に化学工業団地、マイクロ電子工業団地、逸仙科学工業団地が建設された。

 

地理的位置

 天津東部の渤海に面し、北方のゴールデン海岸の中段に位置している。市区から45キロ、北京へは120キロと地理的に恵まれており、華北や西北など広大な地区の海の玄関口、また北方の内外開放の拠点となっている。1991年に開通したユーラシア横断鉄道へ最短距離にある東部の起点でもある。

气候

 大陸性温帯モンスーン地帯に属し、年平均気温は12℃、年平均降水量は602.9ミリ、年平均蒸発量は1909.6ミリ、年平均気圧は1016.4ミリバレル。日照百分率は65%、年間通じて西南風が多く、年平均風速は4.5M/S。

交通

 天津港は北方最大の総合貿易港。全国最大のコンテナ輸送港で、世界170数カ国・地域の約300港と貿易関係を結んでいる。天津濱海国際空港は数多くの国際・国内線を開設しており、華北地区で最大の貨物輸送の中心でもある。また天津は京山(北京・山海関)線、京瀘(北京・上海)線の2大幹線鉄道が交差する枢軸の地。自動車道も四通八達するなど、交通インフラは大幅に整備された。

 関連施設

 基盤施設の開発や水道、電力、熱電、緑化などに従事する子会社はすべてISO9000品質システム認証を取得。現在、国内最高の開発区をめざしてブロードバンド通信やインターネットデータセンターを核とするハイテク基盤施設のほか、関連施設の整備や物流網、人材拡充などに全力を挙げている。国家環境保護総局は2001年に「ISO14000国家モデル開発区」に指定。また同総局と国連環境開発から工業団地の環境管理で全国初のモデル区に指定され、今後は生態重視型の開発区となる。

基幹産業

 電子通信、食品工業、光・機械・電機が一体化された機械製造、バイオ製薬

主要外資系企業

 モトローラ、三星、三洋電機、ネスレ、ハニーウェル、SEW、グラクソ・スミスクライン、ノボノルディスクファーマーなど。

公式サイト

 www.teda.gov.cn

「チャイナネット」2004年1月

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