国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
開発区外資系企業関連の税制一覧
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寧波経済技術開発区
 

概況

 寧波経済技術開発区は1984年10月に中国政府によって批准されたものである。総面積は29.6平方キロメートルで、一番早く発足し、中国で最大の面積を誇る開発区の一つである。寧波開発区は浙江省及び寧波市の対外開放の重点地域で、同時に華東地区の重要なエネルギー、重化学工業、原材料の基地及び輸出指向の貿易加工エリアである。

 

地理的位置

 寧波市の北東部、北侖港の後背地にある。市内から約27キロ離れている。寧波市の位置する揚子江デルタ地帯は、中国で工業都市がもっとも多く集まり、市場システムがもっとも整い、産業の業種がよく揃った地域で、この地域は消費水準が最も高く、市場も最も大きく、市民の文化教養も最も高いゴールデンゾーンである。国際・国内市場に一番近いところにあり、輸出製品を主にする企業ならば北侖港という深水港を通じて、いち早く国際市場に進出することができる。中国の国内向けの製品を主にする企業ならば、寧波開発区を拠点とし、次第に揚子江デルタ経済圏に浸透していくことができる。寧波開発区は国際、国内の金融センターである上海に近く、人材、情報、金融、営業などの面では他地域に無い優位がある。

气候

 気候が温暖で、季節風の影響をに受け、四季の違いがはっきりしている。

交通

 寧波開発区は北侖港を中心にする海、陸、空の立体交通ネットが整っており、非常に便利だといえる。開発区は北侖港に隣接しており、区内の道路はいたるところに通じている。上海、寧波、杭州高速道路が開発区と繋がっている。上海まで三時間しか掛からない。寧波空港は寧波―香港、寧波―澳門―台北(及び高雄)や、寧波―上海―福岡などの国際、国内航空ルートが30数本もある。北侖鉄道は開発区を起点として、蕭甬線、滬杭線、浙贛線経由で全国各地に繋がっている。

 関連施設

 二十年近くの運営を経て、既に大規模開発の全体的仕組みが出来あがっており、投資と関わりのある良い環境が整備されている。区内は電力供給も十分であり、最大出力180万キロワットの北侖発電所が完成しているほか、区内には3.5万ボルトから22万ボルトの変電所が10ヵ所設けられ、現在は34万キロワットの給電能力がある。主要な工業団地には二重の回路線が引き、絶え間なく電力を供給している。二軒熱発電所も稼動している。蒸気発電所が二つあり、十分な蒸気供給が保証できる。浄水の供給能力は33万トン/日、潜在供給能力は年間1億トン以上。区域内には汚水処理工場、汚水処理所、汚水ポンプが幾つも設置されてある。その処理能力は一日18万トン。ESSO会社が生産している石油ガスがあり、20キロ離れたところに鎮海化学有限公司やイギリスのBP石油会社の100万トンのLPGプロジェクトも着工されている。

基幹産業

 電子、機械、化学、食品、紡績、染色

主要外資系企業

 アメリカのエクソン、サムソニー、ダウ化学、アボット・ラボラトリース、ヨーロッパのBP、 ハースト、 マンネスマン、易達文具、日本の伊藤忠商事(株)、三菱(株)、三井物産、兼松、丸紅、韓国のサムスン、東南アジアの 金光、正大など

公式サイト

 www.netd.com.cn

「チャイナネット」2004年1月

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