外交部の劉建超スポークスマンは12月18日の記者会見で、「6カ国協議の調整役としての役割を果たすため、中国外交部は朝鮮問題担当大使を約2週間前に任命した」と公表した。
任命されたのは寧賦魁前カンボジア大使。朝鮮半島の事情に詳しく、1995年7月から2000年4月まで外交部アジア司の東北アジア担当副司長を務めたほか、朝鮮半島担当の副処長、処長を歴任。朝、韓、中、米4カ国が参加して1997年から99年にかけて行われた朝鮮半島問題4者会談では、中国側副団長を務めた。
現在は、次回6カ国協議の開催準備のため、関係各国と折衝を続けている。
「人民網日本語版」2003年12月19日