グルメの町として知られる広州市では、今月26日~1月4日までの日程で「第17回広州国際グルメ祭」が開かれる。会場は広州天河体育センター。同イベントは年に1度開かれる広州の恒例行事として、世界中の観光客から親しまれている。前回は50万人が来場した。
広州市観光局によると、今回は名コック手作りの広東風スープ100種あまりが初登場するほか、米から作られた広東風の幅広麺「沙河粉」の大食いコンテストなどが開かれる。
広州の食文化にはスープが欠かせない。人々からは四季を通じた定番メニューとして愛されている。広州の主婦は、家族の健康のために毎日栄養たっぷりのスープを煮込む。今回のイベントでは、広州の有名広東料理店の名コックらが現場で腕を振るい、100種以上のスープを振舞う予定。会場では、性別・年齢・季節に応じたスープの味わい方について、料理専門家の解説を聞くことができる。
広州名物「沙河粉」の大食いコンテストでは、3分間にどれだけ多くの「沙河粉」を食べられるかが競われる。
「人民網日本語版」2003年12月24日