一般には、人々は外資企業で働く娘さんたちを「サラリー・ウーマン」と言い、彼女たちは、良好な教育を受けたことがあり、外国人の間に外国語をすらすら話せ、各国の間に往来し、収入が多く、着物が流行し、気質が上品で、羨ましく思われる時代の寵児である。
しかし、アメリカのアンコ・諮問有限会社北京事務所に勤める杜凌さんは、着物が随意し、髪型が自然で、薄化粧をしている姿が大学生のようである。この普通の娘さんは、北京語言学院英語学部から卒業して外資企業に加盟した４年間ばかりであるが、この世界で最大の公共事務と戦略的伝播の会社の要員になった。アンコ社中国会社の正式に印刷する案内のなかに、杜さんは１７名責任者のなかで最も若く、年功が最も浅い女性中国人である。
「われわれは中外協力の掛け橋をかけている」
外資企業で４年間余りの経歴を顧みて、杜さんは自分の仕事を自ら誇りに思っている。彼女は、この外国会社が中国を理解し、中国を認識し、わりに順調に中国に根をおろし、発展させる仕事は非常に意義を持っていると思う。杜さんは、「近年、ますます多くの外国会社が中国に進出し、中国の総合的実力が日増しに増強することに従って、人々が外資企業に対する見方は変化している。われわれは自分が外国人のために働くだけであると思わない。毎日、われわれが外国の同僚と海洋を越える電話会議を行い、さまざまな国際経済の最新発展動態を検討するとき、私は自分が中外協力と交流を促す掛け橋をかけていると感じている。」と語った。
中国人が外資企業に対する観念は変化しているだけではなく、外国企業投資者の見方とやり方も変化している。杜さんの話によると、ますます多くの外国企業投資者は彼らの管理モデルを中国にぎこちなく取り入れなく、中国の国情をさらに考慮し、地元の人材、特に外資企業人数の７０％以上の女性従業員をさらに重視している。今日、サラリー・ウーマンは外資企業にファックスを取り受け、電話をかけ、文書を送るなどの補助的な役割を演じるだけではなく、努力すれば、彼女たちは要職に昇任することが出来る。
「私が創造し、私が成功し、私が楽しい」
杜さんは、「外資企業の収入がとても多いが、外資企業の仕事は挑戦と激しい競争に満ちている。ここにはどのようにすべきかを教える人がいない。仕事の環境は相対に緩やかであるが、従業員の創造性に対する要求は高い。」と語った。
この創造性のために、杜さんは彼女のような娘が受けられない重大なる責任を担当している。専門諮問、顧問人員として、杜さんはいろいろな業界と接触する必要があるので、各業種の関係知識に習熟する必要がある。そのため、杜さんは仕事と生活のなかで、各方面の知識と情報を随時にものにしている。新聞とテレビを見るとき、杜さんは、娘たちが好きな服装と飾りもの、流行様式などを注目せず、商業相場、広告用語などをものにするのである。杜さんはユーザーのために記者会見を行うとき、ユーザーの着物やネクタイなどの細かいことにも考えが行き届いていた。その他の都市などのところにユーザーのために活動を行うとき、杜さんはときどき夜があけなくて、初めの定期便で出発し、夜まで最後の定期便で帰った。
苦労したばかりでなく、良好の適応性と協調性も非常に重要である。杜さんは、「私は諮問顧問で、どのような人がユーザーになる可能性がある。私はユーザーが私と嬉しく接触するようにしなければならない」と語った。そのため、杜さんは自分の性格がさらに人付き合いがよくなり、人に接するとき、さらに親切にするよう努力している。多くの責任者、会社社長、マスメディアの記者、普通の公民との良好な往来のなかで、杜さんは事業成功の喜びを味わって、豊かな人生の経験を吸収している。
「自分の好きな方式で生活する」
仕事の勤勉と事業の成功は、杜さんが生活をあまり重視しない事業型のサラリーウーマンであることを意味しない。逆に、杜さんは多彩な生活情趣がある。
「私の余暇があまり多くないが、できるだけ充実に過ごすよう努力している。私は観光が好きで、毎年、東部の沿海地帯と南部の各省へ行ってしまう。視野を広くし、経歴を深くするだけでなく、身心を楽にし、自己を調節するためである。昨年、私と姉はチベットへセルフサービス式の観光に行った。あそこのたいへん珍しい風景はわれわれがびっくりして、陶酔させた。チベットの広い山河と大地で散歩して、私は、あそこのどんなところの山水と林木も一幅の非常によい風景絵になることができると思って、われわれの国の山水文化が広くて深いことを誇りとする。」
観光のほか、音楽を聞き、映画を見ることも杜さんの余暇に好きなことである。杜さんは特にハイレベルの外国音楽と映画を鑑賞することが好きである。古典と現代的な通俗のものであるにかかわらず、文化内容と芸術特徴に富みさえすれば、杜さんは心から味わうことを願っている。異なる文化の魅力を感じながら、その中から仕事に用いる啓発と霊感を獲得した。想像力に富むいくらかの創意は音符と色彩の画面から得たものである。
いかなる娘のように、杜さんはショッピングが好きである。着物はブランド品かどうか、国産品と輸入品かどうか、値段も高いかどうかにかかわらず、好きでさえあれば、ＯＫできる。美術訓練を受けた自分の審美観を信じている。
敏感的な個人の婚姻問題について、杜さんが伝統的文化を離脱しない上にまた個人の独特の優れた見解がある性格特徴を再び見せつけた。「私は現在やはり独身であるが、決して独身主義者ではない。現在、主に私と気が合う人と合わなかった。意気投合する人と合われば、相手の地位や収入などに対し、あまり気にしなく、私は結婚まで真剣に相手と親しく付き合うことができる。しかし、意気投合の人と合わなければ、決して年齢のため、無理に結婚することができない。この点で父母はとても私を理解できる。いつまでも意気投合の人と合わなければ、引き続き楽しい独身のサラリーウーマンとしようと思う。現在、私の生活はとても楽しいよ。」杜さんは笑いながら語った。
(筆者は戴小華氏）
「北京週報」2001.No.16より
