旧日本兵、博物館に中国侵略の証拠を寄贈

中国侵略戦争に参加した旧日本兵の塩谷保芳さん(83)は23日、成都で中国人民に対し侵略戦争について告白・謝罪し、また成都建川博物館に侵略戦争時に日本軍が使用していた軍装や鉄かぶと、軍帽、軍用ラッパ、銃弾、指揮刀を寄贈した。

東京出身の塩谷さんは、1942年から45年にかけて、日本軍第59師団の兵士として山東省泰安で侵略戦争に参加。4年間で10人以上の中国人を殺害した。

「人民網日本語版」2001年4月25日