|
2002年の中国の国内総生産(GDP)は10兆2398億元で、不変価格で計算すれば、前年より8%伸びた。内訳は第1次産業が2.9%増の1兆4883億元、第2次産業が9.9%増の5兆2982億元、第3次産業が7.3%増の3兆4533億元だった。
全国の消費者物価の総合レベルは前年より0.8%低下した。内訳は都市は1%、農村は0.4%、商品小売価格は1.3%下落した。工業製品の出荷価格は2.2%低下し、原材料、燃料、動力の購入価格は2.3%低下し、固定資産投資の価格は0.2%上昇した。消費者物価の中で、サービス料が1.8%上昇した。
2002年末の全国の就職者数は7億3740万人で、前年末より715万人増えた。そのうち、都市部の就職者数は2億4780万人で、840万人増えた。年末の国有企業の再就職ができない一時帰休者は410万人で、前年末より 105万人減った。年末の都市部の登録失業率は4%で、前年末より0.4ポイント上昇した。農業部の統計データによると、2002年末現在、全国の郷鎮企業の就職者数は1億3300万人に達し、これは中国農村の労働力の4分の1強が超負荷状態になった土地の中から離れて、農業から農業以外の産業への転換を実現したことを意味する。
2002年の中国の貿易黒字は304億ドルである。外国の直接投資の利用実績は527億ドルで、前年より12.5%増えた。年末における外貨準備高は2864億ドルで、前年末より742億ドル増えた。人民元為替レートは安定を保ち、年末のレートは1ドル=8.2773元だった。
2002年には、電信、民間航空、電力などの独占業種の改革が絶えず深化し、市場における競争の枠組みが逐次形成され、軍需企業の改革及び貧困脱却作業が着実に推進された。財政・税収、金融、社会保障、食糧・綿花の流通体制などの改革が引き続き深化し、行政による審査・認可制度の改革が明らかに加速され、農村の税収改革の試行地域が逐次拡大され、著しい成果が見られた。西部大開発が積極的に推進され、インフラと生態環境の建設が明らかに加速された。農業生産の区域化、優良品質化、産業化の方向への発展が加速された。工業構造調整のテンポが加速され、情報技術に代表されるハイテク産業の比率が上昇した。商業流通の手段は絶えず革新され、近代的な流通方式が急速に発展をとげている。
国民経済に存在している主な問題は次の通りである。
@経済成長は依然として有効需要の不足と供給構造の不合理に制約されているA就職のプレッシャーが依然として大きいB農民の収入が伸びにくく、一部の都市部住民もかなり生活に困っているC市場経済秩序の混乱問題は早急な解決が待たれているD安全生産の重大な事故が時折発生する。統計データによると、2002年に全国で様々な事故が107万3000件も発生し、死者は13万9400人にのぼり、そのうち、死者が10人以上の事故は128件で、死者は2341人に達した。
|