2003年の重要な出来事

4月

 

 

       1日、コンゴ(キンシャサ)に赴く中国の平和維持軍は北京空港から出発した。これは中国が部隊を派遣して国連の平和維持の使命を実行する2回目の行動である。1回目は1992年から1993年にかけての軍事工事関係者を派遣してカンボジアの平和維持行動に参与した。

       10日、武漢の同済病院の専門家は家族の賛成を得て、脳死亡に対する世界の医学権威機構の定義と衛生部の脳死亡起草グループの最新基準評価に基づいて、中国大陸部で初めて脳死亡の基準で脳幹出血患者の正式死亡を宣言した。

       12日、広東省を視察中の胡錦涛国家主席は深センで香港特別行政区行政長官の董建華氏と会見した。胡錦涛主席は、中央政府は香港のSARSの予防・治療活動に非常に関心を寄せ、全力あげて香港が疫病との戦いで勝利を奪い取るのを支持、援助すると表明した。14日、胡錦涛主席は広東省疾病予防抑制センターを視察し、SARSの予防・治療状況を掘り下げて調べた。

       25日、胡錦涛国家主席は北京でラファラン仏首相と会見し、双方は共に関心をもつ国際問題と地域問題について意見を交換した。

       26日、全国人民代表大会常務委員会は張文康氏の衛生部部長の職務を免除し、呉儀国務院副総理を衛生部部長(兼任)に任命することを決定した。

       26日、胡錦涛国家主席は招きに応じてブッシュ米大統領と電話会談した。ブッシュ大統領は中国政府がSARSの予防・治療面で行ったひとかたならぬ活動を高く評価するとともに、アメリカ側が可能な限りの支持と援助を提供したいと表明した。胡錦涛主席は、中国政府は終始広範な人民大衆の健康と生命の安全を保護することを第1位に置いており、SARSは人類の共通の敵であり、中国政府は困難にみちた努力を経て、この疾病を効果的に抑制するとともにそれに打ち勝つ自信があり、その能力もあると述べた。

       26日、全国人民代表大会常務委員会は中国銀行業監督管理委員会に中国人民銀行が履行していた監督管理職権を行使させることを決定した。28日、中国銀行業監督管理委員会が正式に発足した。

       28日、タクシン・タイ首相の招きに応じて、温家宝国務院総理は特別機で北京を離れ、タイの首都バンコクで開かれたSARS問題についての中国-ASEAN指導者特別会議に出席した。