2003年の重要な出来事

6月

 

 

       1日0時、三峡ダムの水門は計画に基づき時間通りに始動し、中国最大の水利工事――三峡ダムは正式に水門を閉じて貯水し始め、長江の水はダムと山々の間に流れ込み、「高い谷間に湖ができる」という夢想が現実に変わり始めた。

       8日、寧波で海に跨る杭州湾大橋が着工した。橋の長さは36キロ、目下のところ世界最長の海に跨る大橋であり、中国の歴史上の最初の海に跨る大橋と投資額最大の橋梁でもある。この橋は中国の民間資本が初めて国の重点的な大型インフラ建設プロジェクトに参与する先例を切り開いた。大橋の投資総額は118億元、そのうち民間資本が50.25%を占めている。

       13日、世界保健機関 (WHO)は河北省・内蒙古自治区・山西省・天津市への旅行に発した警告を解除した。WHOは4月23日に国際観光客の天津訪問に警告を発し、5月8日に内蒙古自治区と山西省への訪問に警告を発し、5月17日に河北省への訪問に警告を発した。

       22日から27日にかけて、バジパイ・インド首相は中国を公式訪問した。温家宝総理はバジパイ首相と会談した。胡錦涛国家主席、江沢民中央軍事委員会主席、呉邦国全国人民代表大会常務委員会委員長、曾慶紅国家副主席はそれぞれバジパイ首相と会見した。

       23日、WHOはSARS感染地域から中国の香港特別行政区を排除した。香港への旅行に発した警告は5月23日に解除された。

       24日、WHOは北京への旅行に発した警告を解除し、北京を近いうちSARSが伝播する地域から除外した。これは中国大陸部の省、自治区、直轄市がすべて旅行制限を解除され、感染地域から除外されたことを意味し、中国のSARSの予防・治療が大きな段階的勝利を収めたことを示している。

       27日、安徽は全省で農業特産税を取り消すと発表した。これは中国が1983年から徴収を始めた農業特産税が率先して安徽省で農業税の形式で現れたことを示している。今回の税制改変でこれと関係ある農民の税負担が約65%軽減された。

       29日から7月1日にかけて、温家宝総理は香港を訪れ、「内地と香港の経済貿易関係緊密化協約」調印式と香港の祖国復帰6周年イベントに出席し、SARSと戦って勝利を収めた香港の民衆と医療関係者の代表を慰問し、また香港各界の人士と香港の未来の発展について広く意見を交換した。