2003年の重要な出来事

8月

 

 

       1日、「都市で生活のめどが立たない物乞い浮浪者救助管理規則」が正式に施行された。これと同時に、1982年に公布された「都市の物乞い浮浪者収容送還規則」が廃止された。その日から、各地の「収容送還ステーション」は「救助管理ステーション」に改名された。北京市では朝陽、海淀、豊台、石景山の4区に4つの救助管理ステーションが設けられた。

       3日、2008年北京オリンピックのロゴマークは北京の天壇公園祈年殿で行われた儀式で発表された。ロゴマークの図形は中国の伝統的な印章の1種である「肖形印」で、その正式の名称は「中国印・揺れ動く北京」と称される。ロゴマークは「京」の字形の印章図形のほか、"Beijing2008"の字句とオリンピックの5輪の図案もある。このロゴマークは中国の伝統的な印章と書道などの芸術形式をスポーツの特徴と結びつけ、芸術的手法による誇張と変形を経て、前に向かって走り、揺れ動いて勝利を迎える人の形に巧みに変えている。

       4日、黒竜江省チチハル市で中国侵略日本軍の遺棄した毒物漏えい事件が発生し、40数名の公民が被害を蒙った。この事件の被害者が多いこと、被害者の病状が重いことは50数年来あまり見ないものである。

       6日、上海協力機構加盟国の武装兵力合同反テロ軍事演習がカザフスタン共和国東部辺境地区のウチャラル市で始まった。これは上海協力機構が初めて行う多国合同反テロ軍事演習である。11日、演習の第2段階は中国の新疆ウイグル自治区イリ地区で行われた。

       25日、孔泉外交部スポークスマンは日本の右翼団体のメンバーが釣魚島に上陸したことについて評論を発表し、これは中国の領土主権を重大に侵犯する行為であり、中国外交部および日本駐在中国大使館はそれぞれ命令を受けて日本側と厳正な交渉を行い、強烈な抗議を申し入れた。

       27日から29日にかけて、中国、朝鮮、アメリカ、韓国、ロシア、日本の北京6カ国協議は釣魚台国賓館で行われた。この協議は4月に北京で行われた中国、朝鮮、アメリカの3カ国協議に次ぐいま一回の朝鮮半島の核問題をめぐる多国間の外交行動である。王毅中国代表団団長・外交部副部長は29日、北京6カ国協議を通じて、朝鮮半島の非核化の目標がすでに確立され、平和的解決のプロセスが始まったと語った。