チャイナネット

石油化学工業

1999年における中国の石油の一次加工能力は2億7000トンに達し、そのうち原油加工は1億7600万トン、ガソリン、ケロシン、ディーゼル・オイル3つの生産は1億500トンで、基本的に国内市場のニーズを満たしている。エチレンの生産能力は442万トンに達し、エチレン生産量は435万トンになった。現在、中国の石油の一次加工能力は世界で３位にランクされ、エチレンの生産能力と合成樹脂の生産能力はそれぞれ世界で５位、合成ゴムの生産能力は世界で４位、合成繊維の生産能力は世界で１位にランクされている。

石油、天然ガスの探査の面では、1996年から2000年にかけて、新規確認済み

の石油の地質的埋蔵量は約37億トン、天然ガスの地質的埋蔵量は1兆1046億立方メートルで、原油を7億9800万トン生産し、天然ガスを1165億立方メートル生産した。石油、天然ガス生産の伸びはエネルギー消費におけるオイル・ガスの比率を著しく高めることになり、全国の一次エネルギー消費総量における石油、天然ガスの消費のウェートはそれぞれ1995年の17.5％と1.8％から2000年の23.6％と2.5％に増えた。2001年、中国は石油6500万トン生産し、天然ガスを303億4000万立方メートル生産し、それぞれ前年より1.2％と11.5％伸びた。