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japanese.china.org.cn | 17. 02. 2015

間もなく春節、各国が中国人客の争奪戦に乗り出す

タグ: 中国人 春節 観光客

未年の中国は世界に何をもたらすだろうか?未年の春節が迫り、中国のアジアの隣国である韓国や日本および東南アジア諸国のほかに、遠く離れた欧米も「アジアの大国からの贈り物」である「中国人観光客」の争奪戦に乗り出している。中国人客の財布から18兆6000億ウォンを手にした韓国の各界は、争奪戦を展開している。日本は訪日中国人数が訪中日本人数を大きく上回っていることに喜んでいる。英国は101の観光スポットに、「天猫大道」などの中国語名をつけている。

韓国の聯合ニュースは16日、中国人客が昨年韓国に18兆6000億ウォンの経済効果をもたらしたと報じた。中国人客は韓国の観光産業内で「資産家」として知られている。中国人客は数が多く、1人平均の消費額も平均値を大幅に上回るからだ。また、17人の中国人客が、韓国の1人の雇用機会を創出している。聯合ニュースは韓国の関係者の話として、「韓国は全力で中国人観光客を引きつけ、2020年に中国人客数を延べ1000万人にするよう努力する」と報じた。

日本メディアは、中国人客の急増により、訪日外国人数が初めて日本の出国者数を上回り、観光業の赤字が解消されたと喜んでいる。中国人客の財布の紐を解くために、日本の大型商店と観光スポットが工夫をこらしている。環球時報の駐日記者の調べによると、多くの高級百貨店には、「サンゴのアクセサリーコーナー」が設けられている。ある中国人のマーケティング専門家は記者に対して、「中国の漁師のサンゴ密猟が日本で報じられたが、中国メディアはこれをそのまま転載・報道し、無料で日本のサンゴ製品を宣伝することになった。日本製のサンゴは、最近価格を引き上げている」と指摘した。

「健肺村」、「魔法火車駅」、「天猫大道」これは英国政府観光庁が春節を控え、15日に発表した101の観光スポットの最新の中国語名だ。英国政府観光庁の担当者は、「全中国に英国を話題にしてもらうことが目的だ」と述べた。米フォーブス(電子版)は、中国は2016年に米国に変わり世界一の出張市場になり、世界で20%のシェアを占めると予想した。これは2021年に750万人の中国人が訪米し、米国経済に約850億ドルの貢献をすることを意味する。

 

2015年2月17日

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