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japanese.china.org.cn | 03. 03. 2015

習主席とウィリアム王子が会談、英国は経済的利益に期待

タグ: 習主席 ウィリアム王子 会談

英ケンブリッジ公のウィリアム王子は2日、4日間の訪中日程を開始し、過去約30年で初めて訪中した英国王室関係者となった。習近平国家主席は人民大会堂で同日、ウィリアム王子と会談した。英国メディアは、「ウィリアム王子は今回の訪中で、英国王室と中国の関係を大きく改善した」と報じ、経済・貿易の利益をもたらすことに期待した。「環球時報」が伝えた。

カナダ紙『グローブ・アンド・メール』はエリザベス女王の1986年の訪中を振り返り、「当時の中国は女王を迎えるため十分に準備を整えた。女王専用の便座を輸入し、女王の5機の専用機の離着陸の安全を保障し、いかなるミスも許さなかった。中国は現在、世界各地の賓客の迎え方を熟知している。中国のGDPは30年間に渡り、数十倍に増加した」と報じた。ニュージーランドのヴィクトリア大学ウェリントンの専門家は記事の中で、「1980年代の中国は、西側諸国から学ぼうと努力していた。2008年の世界金融危機の発生後、中国は世界2位の経済体となった。中国は、中国経済・政治体制は西側と比べ、独自の長所を持つことを認識し始めた」と指摘した。米AP通信は、「中英の間には敏感な政治的問題があるが、双方の経済のつながりは緊密だ。ウィリアム王子は今回の訪中で政治的問題に触れず、貿易と文化交流に重点を置く。32歳のウィリアム王子は若いが、高い外交力を持つ」と伝えた。英BスカイBは、「英中両国の間には、力強い商業・文化的関係がある。ウィリアム王子の今回の大々的な訪中は文化交流のほか、より多くの中国からの投資を獲得することを目的としている」と報じた。

 

2015年3月3日

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