中国残留孤児、中国帰国者・日中友好の会理事長の池田澄江さんは7月12日、中国の育ての親にお辞儀をした。中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年に際し、中国の義父母に育てられた54人の残留孤児による「日中友好の会感謝団」がハルビンを訪れ、義父母と大地に顔を見せた。1945年前後、第二次大戦が終戦に近づいた。日本の侵略軍は慌ただしく撤退し、中国に多くの孤児を残した。その数は4000人以上に達し、9割以上が東北三省と内蒙古自治区に残された。中日国交正常化以降、多くの中国残留孤児が中国政府と国民の支援を受け、日本に帰国した。