米アラスカ州近くのベーリング海は世界一カニが捕れる場所の1つであると同時に、海鮮市場で大人気のアラスカ産タラバガニの主な産地でもある。しかし、タラバガニの捕獲は困難かつ危険で、海上の風浪、0度以下の温度、凶暴なタラバガニに立ち向かわなければならず、慎重にならなければ命の危険もあり、船の転覆や凍傷などは日常茶飯事である。そのため、1年に2カ月しかない捕獲期に漁師は1人あたり5日で2~10万ドルを稼げるが、この仕事に就きたい人は非常に少ない。
ベテラン漁師によると、海に出ると常に危険と隣り合わせで、捕獲しながら十数メートルの高波にも注意を払う必要がある。また、タラバガニは凶暴なため、捕獲前にかなり格闘する。巨大なカニと戦いながら、0度以下の海上の気温の中で20時間以上奮闘することを考えると、体力的にも精神的にも大変な仕事である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月9日













