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japanese.china.org.cn | 12. 05. 2017

身近な「一帯一路」、世界が「中国智造」を評価②中国の安全検査の「神器」

タグ: 一帯一路 中国製造

中国の安全検査の「神器」、世界に進出

北京市密雲県の同方威視技術股フン有限公司で、作業員が車載型コンテナ検査システムの使い方を説明した(4月20日撮影)。

EUの東の扉であるポーランドのテレスポル税関では、中国企業の同方威視が生産した先進的な安全検査設備が用いられている。この全編成列車コンテナ検査システムは世界初の、3本のレールを横に跨ぎスキャンできる安全検査設備だ。X線を放射する加速器から最も遠いレールまでの距離は22メートルで、現時点でこの技術を把握しているのは中国のみだ。

同設備は強度の異なる2本のX線により画像を作る。材料の種類によって画像内で異なる色を示し、はっきり見分けることができる。また旅客車両と貨車をスマートに識別し、貨車のみをスキャンする。またスキャンする際には、自動的に衝突を回避できる。さらに検査を受ける貨車は停車と減速の必要がない。中関村一帯一路産業促進会の張暁東理事長は「中国製の『透視眼』は世界の重大イベント及び重要な場に必要な神器になっている。杭州G20サミット、リオ五輪、ミラノ万博、ソチ五輪などの場で、中国の『透視眼』を目にすることができる」と話した。

中国製の2万台以上の安全検査設備が現在、150以上の国と地域で稼働し、現地の安全を保障している。英仏海峡トンネル、独ハンブルクなどの港湾で、中国の「神器」を見ることができる。アルメニア、タイなどの国の税関当局は、この中国の「神器」を設置するほか、全面的な安全検査ソリューションプランを導入している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月12日

 

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