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japanese.china.org.cn | 15. 05. 2017

「一帯一路」、ニュー・グローバリズムの中国構想を展開

タグ: 一帯一路

5月14日から15日まで、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京において挙行されている。中国の習近平国家主席がこの「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式で基調講演を行った。この講演は体系的で、思想的内容が非常に深い。先ず、講演の中の主要な内容は、中国が「一帯一路」建設を提唱・推進するだけでなく、身をもって体験し努力実行し、そのモデルとなっていることである。「一帯一路」建設推進のために、融資と科学技術交流のために積極的に取り組み、「一帯一路」建設を美しいビジョンから実際行動に変え、関係国の人民のために幸福をもたらしている。

例えば、習主席が提出した絲路基金有限責任公司(シルクロード基金)への増資は1000億元人民元、金融機構が人民元海外基金業務の展開を鼓舞する、その総規模は約3000億元となった。中国国家開発銀行、輸出入銀行は「一帯一路」関連のインフラ建設、生産能力・金融面の協力を支援するため、それぞれ2500億元と1300億元を拠出することを決めた。習主席はまた、中国が各国と創新協力を加速させ、「一帯一路」科学技術創新行動計画を起動させ、科学技術人文交流・共同実験室・ハイテクパーク・技術移転という4つのプロジェクトを立ち上げると表明した。

習近平主席の基調講演は非常に体系的であった。一つには平和・協力、開放・包容、学び合い、互恵・ウィンウィンを核心とするシルクロード精神を強調し、「一帯一路」建設の歴史・文化の淵源を明らかにした。さらに「一帯一路」建設は中国と沿線国家が共同で創造する経済発展と人文協力の輝かしい道であると説明した。

二つに、中国の「一帯一路」提唱以来、勝ち取った成果を総括した。主席の言葉を借りれば、4年間、世界の100以上の国と国際組織が積極的に「一帯一路」建設を支持・参与してきた。国際連合の大会、国際連合安全保障理事会などの重要な決議が「一帯一路」の建設内容を取り上げた。

「一帯一路」建設はだんだんと理念から行動へ転化し、ビジョンの段階から現実のものとなった。建設の成果は豊かなものがある。

三つに「一帯一路」建設の五つの夢について提唱した。それは「一帯一路」建設の平和の道・繁栄の道・開放の道・創新の道・文明の道である。この五つは経済、社会、文化などの各方面に及んでおり、かつての「五通」の昇級深化したものである。

最后,习近平主席的主旨演讲蕴含了中国特色社会主义发展的各项理论和思想,特别是“一带一路”的“五路”建设畅想,体现了中国创新、协调、绿色、开放、共享这五大发展理念的深刻内涵。

最後に、習近平主席の基調講演は中国の特色を持つ社会主義発展の理論と思想を包含していた。特に「一帯一路」の「五路」建設の夢は、中国の革新・協調・グリーン・開放・共有の五大発展理念の深い内容を示している。

中国は「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを借り、継続して「中国プラン」を提供し続ける。また「一帯一路」建設を推進することを通して、国際間の交流と協力を強め、保護貿易主義に反対する。そして中国が今建設・改善している国際経済社会秩序の思想理論と実際行動について、国際社会の理解をさらに深める。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月15日

 

 

 

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