7月2日、「一帯一路」沿線国家であるネパールは「ネパール旅游美食文化キャンペーン」を挙行した。写真はネパール駐華大使館特命全権大使リマ・マニ・パオデル氏
6月29日から7月3日まで、中国経済ネットが主催する「中国国際食品安全と技術創新展覧会」が北京で行われた。7月2日午前、「一帯一路」沿線国家、ネパールによる「ネパール旅游美食文化キャンペーン」が行われた。中国経済ネット常務副社長の雷越氏、ネパール駐中国大使館特命全権大使リマ・マニ・パオデル氏とその他多くの大使館員、駐中国使節商務連盟秘書処秘書長の孫麗麗氏がこのキャンペーンに出席した。
雷越氏は、「ネパールは古代の南シルクロードの通らねばならない所であった。また今は、世界の有名な観光地の一つでもある。その多様な文化と多民族国家の魅力は世界の観光客を引きつけている。中国とネパールは空路と陸路で結ばれ、貿易往来と観光にとって非常に便利である」
「2016年、ネパールに行った中国の観光客は10万4000人に達している。ネパールの外国人観光客の15%を占め、世界で第二位となっている。そのため、中国とネパールは観光業の協力の中で堅固な基礎と天然の優勢を具有している。文化・農業・科学技術・交通・メディアなどの領域は互いに交流できる内容となっている。中国経済ネットはプラットホームを提供し、さらに多くの友人たちを惹きつけ、ウィンウィンの関係を築きたい」と述べた。
リマ・マニ・パオデル氏は、「ネパールはチョモランマ(エベレスト)の所在地である。仏教の創始者、釈迦牟尼の誕生の地でもあり、自然・冒険・文化が融合した独特な旅游の地である。ネパールは観光客のために、ヒマラヤ山と原始的湖の沿線観光を提供し、世界に類まれな文化的多様性を提供する」
「2017年は重要な一年である。ネパールは『一帯一路』の提唱の恩恵に与り、ヒマラヤ地域を共通に繁栄し、また安定した地域にしたいと希望する。ネパールは現在努力して観光業のサービスの質の向上を計っている。多くの都市でメディア・観光企業・潜在的投資家に対してこの観光プロジェクトを紹介、推奨しており、中国・ネパール観光文化の発展を促進している」と述べた。
「一帯一路」沿線国家旅游美食文化キャンペーン会場の模様
キャンペーン会は2017年初めてエベレスト登頂に成功した中国人登山家、龍文氏を招待し、観衆とネパールの登山体験を共有した。さらに、宣伝映画を放映し、精彩を極める歌舞を披露した。
この度の「一帯一路」沿線国家旅游美食文化キャンペーンは、6月29日から7月2日までの4日間にわたり行われた。キャンペーンには、スリランカ・エジプト・パキスタン・コートジボワール・ネパール・ナイジェリアの六カ国が参加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月4日