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日本側による中国人7人の送還について 外交部報道官
発信時間: 2009-02-05 | チャイナネット

日本は26日夜、中国の釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)へ上陸した後に日本側の不法な拘束を受けた中国人7人を送還した。これについて、中国外交部の孔泉報道官が談話を発表した。談話の内容は次の通り。

釣魚島とその周辺の島は、古くから中国固有の領土であり、歴史的にも法律的にも、中国はこれら島々に対して争う余地のない主権を有する。中国・日本の間に釣魚島の主権をめぐる紛争が存在するのは、客観的な事実だ。われわれは一貫して、話し合いによりこの紛争を解決することを主張している。

中国の国民7人は3月24日に釣魚島に上陸した後、日本側の不法な拘束を受け、不法な拘留の間に非人道的な待遇を受けた。これは中国の領土主権と中国国民の人権に対する重大な侵犯だ。中国はこれに強く憤慨している。

中国は中日関係を非常に重視しており、引き続き「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」の精神に基づいて、新世紀における中日関係を発展させたい。双方は、両国の間に存在する問題の適切な解決や、両国の関係の健全かつ安定的な発展の促進に、共に努力するべきだ。

「人民網日本語版」2004年3月28日

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