平和的発展の道筋

平和的発展の道筋

平和的発展の道筋は結局のところ以下のような結論に帰結する。世界平和の擁護を通して、自らを発展させ、自らの発展を通して、世界平和を擁護する。自分自身の力量と改革・刷新に依拠して発展するよう主張すると同時に、対外開放を堅持し、他国の長所を鏡として学習する。経済グローバル化という時代の潮流に順応し、各国との相互利益・ウインウインと共同発展を追求する。国際社会とともに努力し、恒久平和、共同繁栄の調和の取れた世界の建設を推進する。　

中国は断固として平和的発展の道筋を歩み、同時に各国が平和的発展を共同で堅持するように推進する。中国は積極的にもっと多くの国際的な責任を負い、世界各国とともに人類の良識と国際的な公理を擁護し、世界事情、地域事情において、公道を守り、正義を伸張させる。　

中国は平和的な方法で国際紛争を解決し、各種の覇権主義、強権政治に反対し、永遠に覇を唱えず、永遠に拡張行為をしない。中国は次のように主張している。ウインウイン精神を堅持し、自国利益を追求する際には、同時に他国の利益にも気を配る。自国が恩恵を被る同時に世界にも利益をもたらすように努める。協力によるウインウインをめざし、相互に建設的に働きかけあう道筋を歩む。　

中国の改革開放30年余の歴史がすでに証明しているように、平和的発展は自国の国情、社会制度、文化・伝統に基づく中国の戦略的選択であり、それは時代の潮流に順応したもので、中国の根本利益に合致する上、周辺国の利益にも合致し、世界各国の利益にも合致するものである。