王衆一(日本語)
1997年から人民中国雑誌社副社長、2007年から総編集長を務め、日本向けの日本語版雑誌「人民中国」の編集を指揮する。多くの翻訳や中文日訳・日文中訳の監修のほか、外国語での執筆や誌面の中文日訳のタイトル変更などにも直接参加。余暇を利用して映画や演劇の翻訳も手がけ、代表作に歌舞伎の「太刀盗人」や「藤娘」、映画脚本「ヒカルの碁」など。訳書に、「溥儀・戦犯から死まで」(中文日訳)、「日本映画史100年」、「日本映画のラディカルな意志」など。2008年上海世界翻訳大会で論文「国際伝播の実践から見る創造的翻訳の重要性」発表。大学や専門学校の翻訳クラスで通訳・翻訳の経験と技術を教え、大学開催の日本語スピーチコンクールの審査員もたびたび担当。コミュニケーション学、翻訳学、大衆文化、中日関係などの研究分野に特に関心を持つ。北京日本学研究センター設立20周年の記念シンポジウムで論文「時代背景から考える宮崎駿と共同体イマジネーション」、2008年のアジアメディアフォーラムで論文「メディアとしての映像作品と時代意識・国家イメージ」を発表。コミュニケーション学の著作に「日本・韓国の国家イメージの創造と形成」がある。現在、中国翻訳資格(レベル)試験専門家委員会委員、中華日本学会常務理事、中国日本友好協会理事、中国翻訳協会理事、中日関係史学会理事、孫平化基金学術委員会委員、中華全国エスペラント語協会理事、中国映画人協会会員。