全面的な厳しい党内統治
厳格な党内統治は中国共産党が自党の建設を強化するうえで一貫して課してきた要求であり、守ってきた優れた伝統である。2014年 12月、習近平総書記は江蘇省を視察したとき、「全面的な厳しい党内統治」という新しい要求を提起し、党管理・党統治をこれまでになく高いレベルに引き上げた。いわゆる「全面的」というのは、内容面からいえば、党の思想建設、組織建設、作風建設、腐敗反対・廉潔政治提唱システム建設、制度建設の五つの面をカバーする必要があるということで、主体面からいえば、党の各級組織、党員の一人ひとりをカバーする必要があるということである。いわゆる「厳しい」というのは、より厳しい基準を採用して、党員への要求、党の規律、党の規定を、一般民衆への要求、他の団体の規律、一般法よりも厳しくするということであり、その重点は党の幹部を厳しく管理・監督することにある。全面的な厳しい党内統治は、新中央指導グループの国政運営の特徴を鮮明に示しており、それは「四つの全面的」の戦略的配置の重要な構成部分の中で、カギとなる位置づけであり、他の「三つの全面的」が順調に進むための保障である。
全面从严治党
从严治党是中国共产党加强自身建设的一贯要求和优良传统。2014年 12月,习近平总书记在江苏考察时,提出了“全面从严治党”的新要求,把管党治党提到前所未有的新高度。所谓“全面”,从内容上来说,就是要覆盖党的思想建设、组织建设、作风建设、反腐倡廉建设和制度建设这五个方面;从主体上来说,就是要覆盖到党的每一级组织、每一个党员。所谓“从严”,就是采用更严格的标准,对党员的要求比对普通民众的要求更严格,党的纪律要比其他团体更严明,党的规定要比一般法规更严格。它的重点在于从严管理监督党的干部。全面从严治党,是新一届中央领导集体治国理政的鲜明特征。它既是“四个全面”战略布局的重要组成部分,又在其中处于关键地位,是其他“三个全面”顺利推进的重要保证。