調和のとれる発展
「五つの発展理念」の一つである調和のとれる発展が着眼したのは、中国の発展における不均衡に関する問題の解決である。中国はこれまでの高速発展の中で、不均衡、不調和、持続不可能の問題が出てきて、それが積み重なり、発展を続けるうえでの「脆弱部分」となっている。第 13次五ヵ年計画期間中、中国は発展の調和性を高めるとしており、その重点は次の三つである。それはつまり、△都市・農村、地域間の調和的発展の促進で、都市・農村の二元構造問題の解決を旨とする、△経済・社会の調和発展の促進で、「一本の足が長く、もう一方の足が短い」というアンバランスな状態を変えることを旨とする、△新しいタイプの工業化、情報化、都市化、農業の現代化の並行発展で、国のハードパワーの増強とともにソフトパワーの向上にも力をいれ、発展の全体性を強化していく。
协调发展
作为“五大发展理念”之一,协调发展注重的是解决中国发展中的不平衡问题。中国以往高速发展过程中出现和积累的不平衡、不协调、不可持续问题,已经成为继续发展的“短板”。“十三五”期间,中国将会增强发展协调性,其重点有三:促进城乡区域协调发展,旨在破解城乡二元结构难题;促进经济社会协调发展,旨在改变“一条腿长、一条腿短”失衡问题;促进新型工业化、信息化、城镇化、农业现代化同步发展,致力于在增强国家硬实力的同时注重提升国家软实力,增强发展整体性。