中国(上海)自由貿易試験区
中国(上海)自由貿易試験区は2013年9月29日に上海浦東外高橋地区において設立した。これは新しい情勢の下で改革・開放を推し進めるためのひとつの重要な措置であり、改革の全面的深化と開放のさらなる拡大のために新たな方途を模索し、新たな経験を蓄積して、それを以って各地域の共同発展を促すことを旨としている。
試験区の総目標は次のようなものである。△二、三年の改革テストを経て、政府機能の転換を加速し、サービス業の拡大・開放と海外からの投資に対する管理体制の改革を積極的に推進する、△本部経済と新しいタイプの貿易業態を大いに発展させる、△資本項目の自由な兌換と金融サービス業の全面的開放を加速する、△貨物状態分類による監督・管理モデルを模索して確立する、△投資と革新の促進を政策面から支えるシステムを形成する、△国際化し、法治化されたビジネス環境の育成に力を入れる。以上の努力を経て貿易投資が便利で、通貨の両替が自由で、監督・管理が高効率かつスピーディーで、法治環境が規範化されたという、国際的水準を有する自由貿易試験区を建設するよう努め、中国の開放の拡大と改革の深化のための新しい思考と新しい方途を模索する。
試験区の主な任務は、大胆な試行、可能なリスクコントロール、着実な推進、逐次充実という方式に基づいて、国際的に通用するルールに合わせた投資・貿易の基本的制度の枠組みを形成することである。それは政府機能の転換の加速、投資分野の開放の拡大、貿易発展パターンの転換の推進、金融分野における開放・革新の深化、法治分野の制度的保障の充実など五つの面に関わる。それと同時に、試験区では、またそれに対応した監督・管理および租税制度の環境を作り出すよう力を尽くしている。
中国(上海)自由贸易试验区
中国(上海)自由贸易试验区于 2013年9月 29日在上海浦东外高桥挂牌成立。这是中国在新形势下推进改革开放的一项重大举措,旨在为全面深化改革和扩大开放探索新路径、积累新经验,促进各地区共同发展。试验区的总体目标是:经过两至三年的改革试验,加快转变政府职能,积极推进服务业扩大开放和外商投资管理体制改革,大力发展总部经济和新型贸易业态,加快探索资本项目可兑换和金融服务业全面开放,探索建立货物状态分类监管模式,努力形成促进投资和创新的政策支持体系,着力培育国际化和法治化的营商环境,力争建设成为具有国际水准的投资贸易便利、货币兑换自由、监管高效便捷、法制环境规范的自由贸易试验区,为中国扩大开放和深化改革探索新思路和新途径。试验区的主要任务是按照先行先试、风险可控、分步推进、逐步完善的方式,形成与国际投资、贸易通行规则相衔接的基本制度框架,涉及加快政府职能转变、扩大投资领域开放、推进贸易发展方式转变、深化金融领域的开放创新、完善法制领域的制度保障等五方面。同时,试验区还致力于营造相应的监管和税收制度环境。