「共通だが差異ある責任」の原則
「共通だが差異ある責任」という言葉は 1970年代から使われている。1972年にストックホルムで開かれた国際連合人類環境会議(ストックホルム会議)は、環境保護は全人類の「共通の責任」であると表明した。また会議は、発展途上国の環境問題は「その多くが発展の不足によりもたらされた」と指摘したが、これは「共通だが差異ある責任」の初期
形態であった。1992年の「国連気候変動枠組条約」第 4条で「共
通だか差異ある責任」の原則が正式に明記された。この原則によると、先進国は率先して排出削減を行うとともに、発展途上国に資金面・技術面での支援を行なわなければならず、同時に発展途上国は経済・社会発展及び貧困撲滅を第一義の、最も優先すべき事項として、先進国からの技術面・資金面での支援を前提に、気候変動による影響の緩和をはかる措置、もしくは気候変動への適応をはかる措置をとらなければならないとされている。
この原則は一貫して中国が気候変動に関する国際的交渉に臨む際の基本的原則となっている。
“共同但有区别的责任”原则
“共同但有区别的责任”发端于上世纪 70年代初。1972年斯德哥尔摩人类环境会议宣示,保护环境是全人类的“共同责任”;会议同时指出,发展中国家的环境问题“在很大程度上发展不足造成的”,这已是“共同但有区别的责任”的雏形。
1992年,《联合国气候变化框架公约》第四条正式明确了这一原则。根据这个原则,发达国家要率先减排,并向发展中国家提供资金和技术支持;发展中国家仍以经济和社会发展及消除贫困为首要和压倒一切的优先事项,在得到发达国家技术和资金支持的情况下,采取措施减缓或适应气候变化。这一原则也一直是中国参与国际气候谈判的基础。