「金瓶掣籖」

(総合類)

发布时间:2017-03-29 | 来源:japanese.china.org.cn

「金瓶掣籖」

「金瓶掣籖」はチベット仏教の大活仏転生霊童を認定する方法であり、清乾隆57年(1792年)に正式に設けられた制度である。歴史的制度と宗教儀軌に基づくと、チベット仏教の大活仏転生霊童は「金瓶掣籖」によって認定し、中央政府に報告して承認を得るものとされる。カルマ・カギュ派の活仏カルマパは唯一の例外で、その転生霊童は前の代のカルマパの遺言によって認定されるが、それでも必ず中央政府の承認を得なければならない。「チベット仏教活仏転生管理方法」は次のように規定している。歴史上「金瓶掣籖」を経て認定された活仏は、その転生霊童の認定には「金瓶掣籖」を以ってなし、「金瓶掣籖」の免除を求める場合は、省・自治区の人民政府の宗教事務部門に報告して国家宗教事務局の承認を得るものとし、とくに大きな影響をもたらすものについては、国務院の承認を得るものとする。「金瓶掣籖」制度の構築後、中央政府が一貫して「掣籖」権を握っており、「掣籖」の免除は、たとえ稀なケースや特別な人物であっても、必ず中央政府の承認を得てからでなければならない。

金瓶掣签

金瓶掣签是藏传佛教认定大活佛转世灵童的方式,是清王朝乾隆五十七年(1792年)正式设立的制度。按照历史定制和宗教仪轨,藏传佛教大活佛的转世灵童须经金瓶掣签认定并报中央政府批准,唯独噶玛噶举派的活佛噶玛巴例外,其转世灵童主要是由上一世噶玛巴的遗嘱来认定,但仍然必须经过中央政府的批准。《藏传佛教活佛转世管理办法》规定,历史上经金瓶掣签认定的活佛,其转世灵童认定实行金瓶掣签;请求免予金瓶掣签的,由省、自治区人民政府宗教事务部门报国家宗教事务局批准,有特别重大影响的,报国务院批准。金瓶掣签制度形成后,掣签权一直掌握在中央政府手中,少数情况特殊者也须报请中央政府批准后才可免于掣签。