運命共同体
中国共産党第18回党大会報告で、中国が世界とのウィンウィンの協力を実現する理念としての「運命共同体」が明確に提起された。その後、「運命共同体」は次第に中国外交の中核理念のひとつになっていき、「一帯一路」建設の重要目標にもなった。「運命共同体」は総体思考を強調し、共生共栄関係を尊び、恒久平和と共同繁栄を追求する。国の命運はその国の人々が握っており、世界の前途・命運はそれぞれの国が握っており、各国は自国の利益を追求する一方で他国の利益をも考え、自国の発展を考える一方で他国の発展をも考えなければならない。「一帯一路」建設の背景となっている思想こそが「運命共同体」なのである。「一帯一路」を通じて運命共同体を構築するには、利益共同体と責任共同体が築かれていなければならない。一方で、経済貿易と投資分野で利益の接点を絶えず拡大し、経済上の相互補完が発展の原動力に切り替わるようにする。他方で、各国は国際的難題解決の責任をともに負い、互恵・ウィンウィンの協力枠組みを共同で築く。
命运共同体
在党的十八大报告中,“命运共同体”被作为一种促进中国与世界实现合作共赢关系的理念而被明确提出。此后,“命运共同体”逐渐成为中国外交的核心理念之一,也是“一带一路”建设的重要目标。“命运共同体”强调整体思维,推崇共生共荣的关系,追求持久和平和共同繁荣。一个国家的命运要掌握在本国人民手中,世界的前途命运必须由各国共同掌握,各国在追求本国利益时兼顾别国利益,在追求自身发展时兼顾别国发展。“一带一路”建设背后体现的正是这种“命运共同体”思想。通过“一带一路”构建命运共同体,需要建立在利益共同体和责任共同体基础之上。一方面,要在经贸和投资领域不断扩大利益交汇点,把经济的互补性转化为发展的互助力。一方面,各国需要共同担负解决国际性难题的责任,共同打造互利共赢的合作架构。