新ユーラシア・ランドブリッジ計画
新ユーラシア・ランドブリッジ計画は「シベリア・ランドブリッジ計画」(ロシア東部沿岸都市ウラジオストクからシベリア大鉄道を横断して、モスクワに抜けた後、ヨーロッパ各国へと向かうもの)に対しての呼び名で、「第二ユーラシア・ランドブリッジ」ともいわれている。東は江蘇省連雲港、山東省日照など中国沿岸部の港湾から始まり、西はオランダのロッテルダム、ベルギーのアントウェルペンなどヨーロッパの港湾都市に至る。この通路は、総延長1万800キロ以上で、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツなどを経由する。またこの通路は、30余りの国と地域をカバーし、アジアとヨーロッパを横断し、太平洋と大西洋を結ぶ国際通路である。1990年代初め、新ユーラシア・ランドブリッジが初歩的に開通した。「一帯一路」は新ユーラシア・ランドブリッジの建設を力強く推し進め、沿道諸国とアジア・ヨーロッパ間の経済貿易交流に便利な大通路を提供している。「一帯一路」建設の柱となるプロジェクトとして、これまでに、重慶―新疆―ヨーロッパ、成都―新疆―ヨーロッパ、義烏―新疆―ヨーロッパなど複数の鉄道輸送幹線道路がすでに開通している。そのうち、「重慶―新疆―欧州」は重慶からスタートし、中東欧のポーランドを通過してドイツのデュースブルクに至る。「成都―新疆―欧州」は成都から直接ポーランドに入り、「義烏―新疆―欧州」は浙江省義烏からスタートし、スペインの首都マドリードに至るルートである。これと同時に、新ユーラシア・ランドブリッジの整備と関連する道路輸送、電線路、港湾建設なども着実に推し進められている。
新亚欧大陆桥
新亚欧大陆桥是相对“西伯利亚大陆桥”(从俄罗斯东部沿海的符拉迪沃斯托克出发,横穿西伯利亚大铁路通向莫斯科,然后通向欧洲各国)而言的,又名“第二亚欧大陆桥”,东起江苏连云港、山东日照等中国沿海港口城市,西至荷兰鹿特丹、比利时安特卫普等欧洲口岸,途经哈萨克斯坦、俄罗斯、白俄罗斯、波兰、德国等,全长约10800公里,辐射世界30多个国家和地区,是横跨亚欧两大洲,连接太平洋和大西洋的国际大通道。20世纪90年代初,新亚欧大陆桥初步开通。“一带一路”有力推动了新亚欧大陆桥建设,为沿线国家和亚欧两大洲经济贸易交流提供了便捷的大通道。作为“一带一路”建设的标志性项目,渝新欧、蓉新欧、义新欧等多条铁路运输干线已经开通,其中渝新欧从重庆出发,通过位于中东欧的波兰抵达德国的杜伊斯堡,蓉新欧则是从成都出发,直接抵达波兰,义新欧则从浙江义乌出发,抵达西班牙首都马德里。与此同时,与新亚欧大陆桥建设相关的公路交通、输电线路、港口建设等方面的工作也在稳步推进。