中国―パキスタン経済回廊
中国―パキスタン経済回廊は李克強首相が2013年5月、パキスタン訪問時に打ち出した構想である。起点は新疆のカシュガルで、終点はパキスタンのグワーダル港。全長3000キロ。北はシルクロード経済帯に接し、南は21世紀海上シルクロードとつなぎ、南北のシルクロードを貫く上での重要な交通拠点で、道路、鉄道、石油・ガスパイプラインと光ファイバーの「四位一体」の通路と貿易回廊である。「一帯一路」の「旗艦プロジェクト」と言われている。2015年4月、中国、パキスタン両国は「中国―パキスタン経済回廊」の長期ビジョンを初歩的に制定し、沿道で交通インフラと電力施設を整備し、重要プロジェクト、インフラ、エネルギーと資源、農業と水利、情報通信など多くの分野における両国の協力展開を促し、より多くの産業パークと自由貿易区の設立を目指す。回廊建設に必要な総工費は450億ドルに上ると見込まれており、2030年の完工を目指す。2015年4月20日、習近平主席とシャリフ首相が回廊上の5大プロジェクトの着工式に立ち合い、30項目に及ぶ「中国―パキスタン経済回廊」の協力協定と覚書に調印した。回廊は南アジア全域の相互連結の促進に役立ち、南アジア、中央アジア、北アフリカ、湾岸諸国などが経済、エネルギー分野での協力がより緊密となり、約30億人に恩恵をもたらす経済面での相乗効果が生まれるのが期待される。
中巴经济走廊
中巴经济走廊是李克强总理于2013年5月访问巴基斯坦时提出的。走廊起点位于新疆喀什,终点在巴基斯坦瓜达尔港,全长3000公里,北接丝绸之路经济带,南连21世纪海上丝绸之路,是贯通南北丝路关键枢纽,是一条包括公路、铁路、油气管道和光缆覆盖的“四位一体”通道和贸易走廊,被称为“一带一路”的“旗舰项目”。2015年4月,中巴两国初步制定了中巴经济走廊远景规划,将在走廊沿线建设交通运输和电力设施,并以此带动双方在走廊沿线开展重大项目、基础设施、能源资源、农业水利、信息通讯等多个领域的合作,创立更多工业园区和自贸区。走廊建设预计总工程费将达到450亿美元,计划于2030年完工。2015年4月20日,习近平主席和纳瓦兹•谢里夫总理举行了走廊5大项目破土动工仪式,并签订了超过30项涉及中巴经济走廊的合作协议和备忘录。走廊旨在进一步加强中巴之间交通、能源、海洋等领域的交流与合作,推动互联互通建设,促进两国共同发展。走廊也有助于促进整个南亚的互联互通,更能使南亚、中亚、北非、海湾国家等通过经济、能源领域的合作紧密联合起来,形成惠及近30亿人口的经济共振。