モンゴル「草原の道」
2014年11月、モンゴルはヨーロッパとアジアの間に位置するという地理的優位性を生かして、運輸と貿易によるモンゴル経済振興を旨とする「草原の道」計画を準備した。「草原の道」計画は5つのプロジェクトからなり、必要とされる投資総額は500億ドルで、具体的には次に挙げることに取り組む。△997キロメートルに及ぶ高速道路を建設して中国とロシアを直接結ぶ、△送電線を1100キロメートル新規整備する、△モンゴルの現有鉄道をさらに広げる、△天然ガス、石油パイプラインを拡大する。モンゴル政府は、「草原の道」はモンゴルの新規建設道路沿線地域に多くのビジネスチャンスをもたらすとともに、当地の各産業の革新・高度化を促すだろうと見ている。モンゴルの中核産業であるエネルギーと鉱工業もまたこの計画の直接的恩恵を受けられ、必ずや産業は新たな飛躍を実現するだろう。中国とモンゴルの指導者は、「一帯一路」と「草原の道」は高度に交わっており、双方の共通利益にも適っていると何度も表明している。
蒙古国“草原之路”
2014年11月,蒙古国提出基于地处欧亚之间的地理优势,准备实施“草原之路”计划,旨在通过运输和贸易振兴蒙古国经济。“草原之路”计划由5个项目组成,总投资需求约为500亿美元,具体包括:建设长达997公里的高速公路直通中俄,同时新建输电线路1100公里,并在蒙古现有铁路基础上进行扩展,对天然气和石油管道进行扩建。蒙古国政府认为,“草原之路”计划将为蒙古国新建交通干道沿线地区带来更多的商机,并可带动当地各类产业的升级改造。蒙古国的核心产业即能源产业和矿业也会享受到此计划带来的直接好处,必将使行业得到新的腾飞。中蒙两国领导人多次表示,“一带一路”与“草原之路”高度契合,符合双方共同发展利益。