中国・ラオス鉄道
2010年4月、中国・ラオス両国間で中国・ラオス鉄道を双方の共同出資、共同建設、共同経営とすることが初めて共通認識に達した。2012年10月、ラオス国会は中国・ラオス鉄道プロジェクトを承認し、2015年12月にラオスで中国・ラオス鉄道の定礎式が開かれ、2016年12月25日にラオス北部のルアンパバーン郡で起工式が開かれた。中国・ラオス鉄道は中国側が主に投資・建設してラオス側と共同運営し、中国の鉄道網と直接連結できる初の海外鉄道プロジェクトであり、ジャカルタ・バンドン鉄道に次いで中国の標準、中国の技術を採用した国際鉄道建設プロジェクトである。また、この路線はアジア横断鉄道網の重要な構成部分となる。中国・ラオス鉄道は、北は国境の町モーハンから始まり、南はビエンチャンに至る鉄道で、全長400余キロメートル――そのうち、62.7%以上の区間は橋とトンネル――で、設計時速は160キロメートルである。同鉄道は2021年の完成・開通を見込んでおり、総投資額は400億元近くに上り、中国・ラオス双方がそれぞれ70%、30%の比率で共同投資・共同建設を行う。中国・ラオス鉄道プロジェクト完了後、同鉄道は、一方で、ラオスの経済・社会を大いに発展させ、当地の輸送効率とレベルを引き上げるとともに、中国・ラオス両国の経済、貿易、投資、観光などの分野での協力を拡大・レベルアップさせ、中国・ASEAN自由貿易区の経済関係をさらに強化し、他方で、中国西南地域の経済発展に新たな原動力を注ぎ込む存在となる。
中老铁路
2010年4月,中国与老挝两国间首次就合资建设、共同经营中老铁路达成共识;2012年10月,老挝国会批准了中老铁路项目;2015年12月,中老铁路老挝段举行了奠基仪式;2016年12月25日,中老铁路全线开工仪式在老挝北部琅勃拉邦举行。中老铁路不仅是第一个以中方为主投资建设、共同运营并与中国铁路网直接联通的境外铁路项目,也是继印尼雅万高铁项目之后第二个全面采用中国标准、中国技术和装备的国际铁路建设项目,该条线路同时也将成为泛亚铁路网的重要组成部分。中老铁路北起两国边境磨憨——磨丁口岸,南至万象,全长400多公里,其中62.7%以上路段为桥梁和隧道,设计时速160公里,预计2021年建成通车,总投资近400亿人民币,由中老双方按70%和30%的股比合资建设。中老铁路项目建成后,一方面将极大地带动老挝经济社会发展,提高当地运输效率和水平,扩大和提升老中两国在经济、贸易、投资、旅游等领域的合作,进一步增强中国—东盟自贸区的经济联系,另一方面也将为中国西南地区经济发展注入新的动力。