カロット水力発電所
カロット水力発電所は、パキスタン北部のインダス川支流のジェーラム川に位置し、首都イスラマバードから直線距離で55キロメートルである。同発電所は「一帯一路」建設における初の水力発電プロジェクトであり、シルクロード基金が成立後(2014年末に成立)初のプロジェクトでもあり、「中国・パキスタン経済回廊」に関するプロジェクトの中で優先的に実施されたエネルギープロジェクトの一つでもあり、これまで中国企業が海外で投資・建設した緑地水力発電プロジェクトの中で最大規模である。このプロジェクトは「建設―運営―譲渡」(BOT)方式をとっており、2015年末に正式に着工し、2020年に運営可能(運営期間は30年)となるのを目指しいる。運営期間満了後、水力発電所をパキスタン政府に無償で譲渡される。カロット水力発電所の設備容量は72万キロワットで、年32億1300万キロワットの発電が可能となる。また、同発電所への総投資額は16億5000万ドルに上る。このプロジェクトは発電だけでなく、洪水防止や砂防、下流の水運条件の改善及びダム区航行の発展など総合的効果をあげられる。プロジェクト期間中は、当地に2000余りの雇用機会を直接もたらすとともに、電力関連産業の協調発展と産業の高度化を促す。
卡洛特水电站
卡洛特水电站位于巴基斯坦北部印度河支流吉拉姆河上,距离首都伊斯兰堡的直线距离约55公里,是“一带一路”建设的首个水电项目,也是丝路基金2014年底注册成立后投资的首个项目,同时还是“中巴经济走廊”优先实施的能源项目之一,更是迄今为止中国企业在海外投资在建的最大绿地水电项目。该项目采用“建设-经营-转让”(BOT)的运作模式,已于2015年底正式开工建设,预计2020年可以投入运营,运营期为30年,到期后无偿转让给巴基斯坦政府。该水电站的规划装机容量是72万千瓦,每年发电32.13亿度,总投资金额约16.5亿美元。除主要用于发电外,该项目还有防洪、拦沙、改善下游航运条件和发展库区通航等综合效益。项目建设期间,可为当地提供2000多个直接就业岗位,同时将带动当地电力配套行业的协调发展和产业升级。