人民元の特別引出権採用

(改革開放)

发布时间:2018-11-06 | 来源:中国網日本語版

人民元の特別引出権採用


   現地時間の2015年11月30日、国際通貨基金(IMF)が人民元を特別引出権(SDR)の通貨バスケットに採用することを決定し、SDRの通貨バスケットはそれに応じてドル、ユーロ、人民元、日本円、ポンドの5種類の通貨に拡大し、2016年10月1日に正式に効力が発生し、人民元は本当の意味での「国際通貨」になった。IMFのラガルド総裁は記者会見で、「人民元がSDRに加わったことは、中国経済がグローバル金融体系に溶け込んだ重要な里程標で、これは中国政府が過去数年、通貨と金融システム改革の面で得た進歩に対する肯定でもある」と述べた。SDRはIMFが1969年に創設した一種の補完的国際準備資産で、IMFおよび他の一部の国際機関の会計単位で、中国語では「特別引出権」といい、「紙の黄金」とも称される。一国の通貨が特別引出権の構成通貨になれば、それは国際通貨と見なされることになる。人民元がSDRに加わったことは、IMFが初めて新興経済国の通貨を準備通貨にしたということで、国際通貨の舞台における人民元の地位を大いに高めることになる。

人民元がSDRに加わったのは、中国の金融システムが数十年の改革開放を経て、たゆまぬ努力をした結果で、中国の総合国力と改革開放の成果に対する国際社会の肯定と賛同だだけでなく、中国の金融システムが国際経済金融システムにさらに溶け込み、新たな責任と義務を負った起点でもあり、中国の国内金融改革および資本項目開放のプロセスをさらに促進するだろう。


 

人民币纳入特别提款权


       当地时间2015年11月30日,国际货币基金组织(IMF)决定将人民币纳入特别提款权(SDR)货币篮子,SDR货币篮子相应扩大至美元、欧元、人民币、日元、英镑5种货币, 2016年10月1日正式生效,人民币成为真正的“世界货币”。IMF总裁拉加德在发布会上表示:“人民币进入SDR将是中国经济融入全球金融体系的重要里程碑,这也是对中国政府在过去几年在货币和金融体系改革方面所取得的进步的认可。”SDR是IMF在1969年创设的一种辅助国际储备资产,是IMF和其他一些国际组织的记账单位,中文名叫特别提款权,又称“纸黄金”。一国货币如果成为特别提款权构成货币,那么将被认为是世界货币。人民币加入SDR是IMF首次将一个新兴经济体货币作为储备货币,将大大提升人民币在国际货币舞台的地位。


      人民币加入SDR是中国金融体系历经几十年改革开放不懈努力的结果,既是国际社会对中国综合国力和改革开放成效的肯定与认可,也是中国金融体系进一步融入国际经济金融体系、承担新的责任与义务的起点,将进一步推动中国国内金融改革以及资本项目开放进程。