農業税を全面的に廃止する

(改革開放)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

農業税を全面的に廃止する


 農業税は国家が農業生産に従事し、農業収入があるあらゆる機関や個人から徴収する税で、俗に「公糧(現物農業税として政府に収める穀物)」と言われている。改革開放の展開に伴い、中国経済は急成長し、農業税が税収に占める割合はますます小さくなり、1999年の農業税は財政収入全体の4%で、2003年には1%にまで下がった。2006年1月1日から中国は全面的に農業税を廃止した。これは画期的な意味のある重大な変革で、中国で2600年以上続いた伝統的な税を正式に歴史の舞台から退けたことを意味する。

 政府が「三農(農業・農村・農民)」問題を解決する重要な取り組みと改革開放の巨大な成果として、農業税の廃止は中国経済と社会の発展にとって次のような大きな意味を持つ。一つ目は農民の負担を確実に減らしたことで、これは農業税廃止の最も直接的な意味だ。この措置によって広範な農民が改革開放と現代化建設の成果をより多く共有し、改革の中から現実的な利益を得るようになった。二つ目は地方財政の税収構造に影響を与え、税制設計の非合理的な現象を終わらせ、税収の公平原則を体現し、農業の競争力の向上に役立つ。三つ目は公共財政が農村をカバーする歩みの加速、末端政府の運営や農村の義務教育などの供給が主に政府の投入によって賄われるような転換の段階的な実現、工業が農業に還元し、都市が農村をサポートすることの推進に役立ち、都市と農村の発展の統括的計画や三農問題の解決の加速に役立つ。四つ目は農民と社会全体の購買力を大きく高め、消費を増やし内需を拡大することに対して重要な促進作用を発揮する。要するに、農業税の廃止は中国経済の持続可能な発展に役立つだけではなく、社会の公平と正義を実現するための要請でもある。


 

全面取消农业税


  农业税是国家对一切从事农业生产、有农业收入的单位和个人征收的一种税,俗称“公粮”。随着改革开放的展开,中国经济迅速发展,农业税所占税收比例越来越小,1999年农业税占全部财政收入4%,2003年则降低到1%。2006年1月1日起,中国更是全面废除了农业税。这是具有划时代意义的重大变革,标志在中国实行了2600多年的传统税正式退出历史舞台。

  作为政府解决“三农”问题的重要举措和改革开放的巨大成果,取消农业税对于我国经济和社会发展具有重大意义:一是切实减轻农民负担,这是取消农业税的最直接意义。此举使广大农民更多分享改革开放和现代化建设成果,从改革中得到实实在在的利益。二是影响地方财政税收结构,终止税制设计的不合理现象,体现税收的公平原则,有利于提高农业的竞争力。三是有利于加快公共财政覆盖农村的步伐,逐步实现基层政府运转、农村义务教育等供给转向由政府投入为主,推进工业反哺农业、城市支持农村,有利于统筹城乡发展,加快三农问题的解决。四是大大增强农民和整个社会的购买能力,对刺激消费和扩大内需将发挥重要的促进作用。总之,取消农业税不仅有利于中国经济的可持续发展,也是实现社会公平正义的要求。