国際金融危機に対応する

(改革開放)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

国際金融危機に対応する


     2008年9月、米国のサブプライム住宅ローン危機に端を発した金融危機が世界範囲で勃発した。国際金融危機の急速な広がりと世界の経済成長が明らかに減速した影響を受けたことに加えて、中国経済の発展でまだ解決されない深層的な矛盾と問題によって、中国経済と社会の発展は大きな困難に遭遇し、対外貿易の輸出が困難になり、有効需要の不足という矛盾が際立ち、経済成長の下方圧力が高まり、多くの企業が操業停止や半停止ひいては倒産に追い込まれ、雇用圧力が増大した。2008年11月、この世界的な金融危機に対応するために、中国共産党中央と国務院は科学的に政策決定を行い、積極的な財政政策と適度緩和の金融政策を果敢に実施し、政府の投資を大幅に増やし、国際金融危機に対応し、経済の安定した成長を促進するための包括的計画をつくった。困難にめげず努力したことにより、中国は世界で率先して経済回復を実現し、安定した比較的速い成長の勢いを保った。事実が証明している通り、中国が国際金融危機に対して採った方針や政策、取り組みは総体的に効果的だった。それにもかかわらず、経済・社会の発展にはいまだ不均衡、不調和、持続不可能などの際立った矛盾や問題が存在し、これらの矛盾や問題を根本から解決するには改革の全面的深化を揺るぐことなく推し進めなければならない。


应对国际金融危机


        2008年9月,由美国次贷危机引发的金融危机全面爆发。受国际金融危机快速蔓延和世界经济增长明显减速的影响,加上中国经济发展中尚未解决的深层次矛盾和问题,中国经济社会发展遇到严重困难,对外贸易出口困难,有效需求不足矛盾凸显,经济增长下行压力加大,大批企业停产、半停产甚至倒闭,就业压力加大。2008年11月,为应对这场国际金融危机,中共中央、国务院科学决策,果断实施积极的财政政策和适度宽松的货币政策,大规模增加政府投资,形成应对国际金融危机、促进经济平稳增长的一揽子计划。经过艰苦努力,中国在世界上率先实现经济回升向好,保持了平稳较快发展的好势头。事实证明,中国应对国际金融危机采取的方针、政策和举措总体上是有效的。尽管如此,经济社会发展中仍存在不平衡、不协调、不可持续等突出矛盾和问题,从根本上解决这些矛盾和问题,必须坚定不移地推进全面深化改革。