自由貿易区戦略の実施を加速する

(改革開放)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

自由貿易区戦略の実施を加速する


    2002年11月、中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)と「中国-ASEAN包括的経済協力枠組み協定」に調印した。これは中国が調印した初となる自由貿易区協定で、中国が自由貿易区建設期に突入したことを意味している。07年、第17回党大会は自由貿易区建設を国家戦略に引き上げた。12年、第18回党大会は自由貿易区戦略の実施を加速しなければならないと提起した。13年、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議は周辺を基礎として自由貿易区戦略の実施を加速し、世界に向けて高い基準に達した自由貿易区ネットワークを形成しなければならないと提起した。14年12月、中国共産党中央政治局第19回グループ学習を主宰した際に、習近平総書記は、周辺に立脚し、「一帯一路」に広げ、世界に向けた自由貿易区ネットワークを段階的に構築しなければならないと、一歩進んで提起した。15年11月、中央改革全面深化指導グループ第18回会議は「自由貿易区戦略の実施を加速することに関する若干の意見」を審議、採択し、中国の自由貿易区建設の全体的な要求、基本原則、目標・任務、戦略的な布石などを提起した。これは中国の自由貿易区理論体系がすでに形成されたことを意味している。

    中国の自由貿易区戦略は主に次のことを目指している。一つ目は、周辺の自由貿易区の構築を加速し、隣接するあらゆる国・地域と自由貿易区を構築するよう努め、経済貿易関係を絶えず深め、協力・ウインウインの周辺大市場を構築する。二つ目は、「一帯一路」沿線自由貿易区を積極的に推し進め、「一帯一路」大市場を形成し、「一帯一路」を円滑な道、商業貿易の道、開放の道にする。三つ目は、世界自由貿易区ネットワークを段階的に形成し、大多数の新興経済国、発展途上大国、主要地域経済圏および一部の先進国と自由貿易区を設立し、BRICS大市場、新興経済国大市場、発展途上国大市場などを構築するように取り組む。


 

加快实施自由贸易区战略


       2002年11月,中国与东盟签署《中国—东盟全面经济合作框架协议》,这是我国对外签署的第一个自由贸易区协定,标志着我国开始进入自由贸易区建设时期。2007年党的十七大把自由贸易区建设上升为国家战略。2012年党的十八大提出要加快实施自由贸易区战略。2013年党的十八届三中全会提出要以周边为基础加快实施自由贸易区战略,形成面向全球的高标准自由贸易区网络。2014年12月,在主持中共中央政治局第十九次集体学习时,习近平进一步提出要逐步构筑起立足周边、辐射“一带一路”、面向全球的自由贸易区网络。2015年11月,中央全面深化改革领导小组第十八次会议审议通过《关于加快实施自由贸易区战略的若干意见》,提出了我国自由贸易区建设的总体要求、基本原则、目标任务、战略布局等,这标志着我国自由贸易区理论体系已经形成。

      中国自由贸易区战略的主要方向是:第一,加快构建周边自由贸易区,力争与所有毗邻国家和地区建立自由贸易区,不断深化经贸关系,构建合作共赢的周边大市场。第二,积极推进“一带一路”沿线自由贸易区,形成“一带一路”大市场,将“一带一路”打造成畅通之路、商贸之路、开放之路”。第三,逐步形成全球自由贸易区网络,争取同大部分新兴经济体、发展中大国、主要区域经济集团和部分发达国家建立自由贸易区,构建金砖国家大市场、新兴经济体大市场和发展中国家大市场等。