国有企業改革の難関攻略戦

(改革開放)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

国有企業改革の難関攻略戦


 国有企業は中国の国有経済の中心的な担い手と重要な支えで、中国の特色ある社会主義の重要な物質的基礎と政治的基礎で、中国共産党の執政・興国の重要な支柱と頼れる力だ。国有企業改革は経済体制の改革の推進に影響するだけではなく、社会体制の改革の推進過程にも影響し、改革の全面的深化の最重要任務で、発展の全局に関わり、任務が重く、難易度が高く、長期性・複雑性・困難性を持つ。

 改革開放以来、国有企業改革は経済体制の改革全体の中心的部分として、請負制から利改税(利益の上納方式を納税方式に改める)に、工場長責任制から現代的な会社統治構造を設立するなどの過程を経験した。1993年、中国共産党第14期中央委員会第3回全体会議は現代企業制度の設立を提起し、国有企業改革は急ピッチで進む段階に入った。2013年、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議は国有企業改革をより深化させる方向と任務を提起した。2016年は国有企業改革深化の難関攻略の年で、政策措置が着実に実行された年だ。新たな国有企業改革を支えるために、2016年の政府活動報告は株式多様化改革を推進し、企業の取締役会の職権の実行、市場化した方法による経営者の選任、プロフェッショナルマネージャー制度、混合所有制、従業員持ち株などの試みを展開し、国有資本投資・運営会社の改編と編成など一連の関連措置を加速することを列記している。これにより、中国の新たな国有企業改革は国有企業改革の難関攻略戦として正式に始動した。

 これまでの幾度の国有企業改革と比べ、今回の難関攻略戦の最重要任務は革新的発展で、それにより国有企業の競争力と影響力をより向上させ、世界レベルの企業とブランドを打ち立て、中国が行っている経済構造のモデルチェンジとグレードアップに呼応することだ。合併と再編は今回の国有企業改革が競争力を向上させる重要なルートで、その他、一部のエネルギー消費や環境汚染が多い国有企業が歴史の舞台から消失し、かつて国有企業が独占していた分野で市場参入をより緩和し、社会資本により多くの競争に参加する機会を与えることも、今回の国有企業改革の難関攻略戦の重要な方向だ。



国企改革攻坚战


  国有企业是中国国有经济的核心载体和重要支撑,是中国特色社会主义的重要物质基础和政治基础,是中国共产党执政兴国的重要支柱和依靠力量。国企改革不仅影响经济体制改革的推进,而且影响社会体制改革推进的过程,是全面深化改革的重中之重,事关发展全局,任务重、难度大,具有长期性、艰巨性和复杂性。

改革开放以来,国有企业改革作为整个经济体制改革的中心环节,经历了从承包制到利改税、从厂长负责制到建立现代公司治理结构等过程。1993年党的十四届三中全会提出建立现代企业制度,国企改革进入快速推进阶段。2013年,党的十八届三中全会提出进一步深化国有企业改革的方向和任务。2016年是深化国企改革攻坚年,也是政策措施落实年。为支撑新一轮国有企业改革,2016年的政府工作报告列出了推进股权多元化改革,开展落实企业董事会职权、市场化选聘经营者、职业经理人制度、混合所有制、员工持股等试点,加快改组组建国有资本投资、运营公司等一系列配套措施。由此,中国新一轮国企改革即国企改革攻坚战正式开启。

  与此前几轮国企改革相比,此轮攻坚战的首要任务是创新发展,借此进一步提升国有企业的竞争力和影响力,打造一批世界级企业和品牌,呼应中国正在进行的经济结构转型升级。兼并重组则是此轮国企改革提升竞争力的重要途径,此外,一部分高耗能、高污染国有企业消失在历史舞台,以及以往被国有企业垄断的领域更多放开市场准入,让社会资本有更多机会参与竞争,也是此轮国企改革攻坚战的重要方向。