長江経済ベルト

(改革開放)

发布时间:2018-12-05 | 来源:中国網日本語版

長江経済ベルト


    2016年3月25日、中国共産党中央政治局は会議を開き、「長江経済ベルト発展計画要綱」を審議・採択した。長江経済ベルト発展のガイドラインは、「協力して環境保護に力を入れ、大規模な開発を回避する」ということだ。長江経済ベルトに関係のある省・直轄市――上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、湖北省、湖南省、重慶市、四川省、雲南省、貴州省――は11に上る。長江経済ベルトの発展推進の目標は次の通りだ。△2020年までに、生態環境の顕著な改善、水資源の効果的保護と合理的利用を実現する、△長江黄金水道のボトルネックを効果的に解消して機能の顕著な向上をはかる、△革新駆動が大きな進展を遂げ、一群の世界的企業や産業クラスターを形成して、国際競争に加わる能力を著しく高める、△陸海の統一、双方向での開放、「一帯一路」建設との深い融合という全方位の対外開放の枠組みを基本的に構築する、△発展の統一度や全体性、調和性、持続可能性をさらに強める、△重点分野と鍵となる部分の改革が重要な進展を遂げ、調和と統一、高効率運営を目指す長江流域管理体制を全面的に確立する、△統一的で開放された市場体系を基本的に打ち立てる、△経済発展の質と効率を大幅に向上させ、全国の経済・社会の発展をリードする戦略的サポートベルト 基本的に築き上げる。また、要綱は次のような目標も述べている。つまり、2030年までに、水環境と水界生態系の質を全面的に改善して生態系機能を顕著に強化し、川の流れがよく、機能が整った長江全流域の黄金水道を全面的に築き上げるとともに、イノベーション型現代産業体系を全面的に打ち立て、上・中・下流一体化発展の枠組みを全面的に構築し、生態環境がさらによくなり、経済発展はさらに活気にあふれ、人民がさらに裕福な生活を送れるようにし、全国の経済・社会の発展の中でより重要な模範、リードの役割と戦略的支えとしての役割を発揮するようにすることだ。2018年4月26日、習近平総書記は長江経済ベルト発展の推進を深化させる座談会で次のように強調した。新たな情勢の下で長江経済ベルト発展を推し進める鍵は全体的な推進と重点の突破、生態環境保護と経済発展、全体的計画と長期にわたる努力、旧原動力の除去と新しい原動力の育成、自己発展と協同発展の関係を正しく把握し、新発展理念を堅持し、「安定を維持しながら前進」という活動全体の基調を堅持し、大規模な開発ではなく協力による環境保護を堅持し、改革・革新、戦略的統合的計画、計画誘導を強化し、長江経済ベルトの発展によって質の高い経済発展を推進することにある。

 




长江经济带


       2016年3月25日,中共中央政治局召开会议,审议通过了《长江经济带发展规划纲要》。发展长江经济带的导向是“共抓大保护、不搞大开发”。长江经济带涉及11个省市,即上海、江苏、浙江、安徽、江西、湖北、湖南、重庆、四川、云南和贵州。推动长江经济带发展的目标是:到2020年,生态环境明显改善,水资源得到有效保护和合理利用;长江黄金水道瓶颈制约有效疏畅、功能显著提升;创新驱动取得重大进展,培育形成一批世界级的企业和产业集群,参与国际竞争的能力显著增强;基本形成陆海统筹、双向开放,与“一带一路”建设深度融合的全方位对外开放新格局;发展的统筹度和整体性、协调性、可持续性进一步增强;重点领域和关键环节改革取得重要进展,协调统一、运行高效的长江流域管理体制全面建立,统一开放的现代市场体系基本建立;经济发展质量和效益大幅提升,基本形成引领全国经济社会发展的战略支撑带。到2030年,水环境和水生态质量全面改善,生态系统功能显著增强,水脉畅通、功能完备的长江全流域黄金水道全面建成,创新型现代产业体系全面建立,上中下游一体化发展格局全面形成,生态环境更加美好、经济发展更具活力、人民生活更加殷实,在全国经济社会发展中发挥更加重要的示范引领和战略支撑作用。2018年4月26日,习近平在深入推动长江经济带发展座谈会上强调,新形势下推动长江经济带发展,关键是要正确把握整体推进和重点突破、生态环境保护和经济发展、总体谋划和久久为功、破除旧动能和培育新动能、自我发展和协同发展的关系,坚持新发展理念,坚持稳中求进工作总基调,坚持共抓大保护、不搞大开发,加强改革创新、战略统筹、规划引导,以长江经济带发展推动经济高质量发展。