「新中国成立以来の党の若干の歴史的問題についての決議」
中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議(第11期3中全会)の前後、中国共産党は思想指導と各戦線の混乱をしずめて正常に戻す活動を行った。この過程において、党内外の一部の人々が社会主義と党自体にいささかの疑いを持ち始め、毛沢東氏の一生の功績と思想の正当性にもいささかの正しくない考えを持った。「新中国成立以来の党の若干の歴史的問題についての決議」はこのような歴史的背景の下で起草されたものだ。その起草作業は1979年11月に始まり、長期間にわたる討論と修正を行って、1981年6月の中国共産党第11期中央委員会第6回全体会議で全会一致で可決された。
決議は、新中国成立以来の党の重大な歴史的問題、特に「文化大革命」、毛沢東氏の功労と過失、毛沢東思想の基本的内容と指導的意義について、総括と評価を行った。「新中国成立以来の党の若干の歴史的問題についての決議」は「文化大革命」と「プロレタリアート独裁の下での革命継続」という誤った理論を根本的に否定し、一部の重大な歴史的事件と重要な歴史的人物に対して実事求是の態度で評価を行い、中華人民共和国成立以来の社会主義革命と社会主義建設の歴史的経験を科学的に総括し、第11期3中全会以来徐々に確立された中国の国情に合致した社会主義現代化強国建設の正しい道を肯定し、中国の社会主義事業と党の活動が前進を続ける方向を一歩進んで明示し、全党の思想を統一した。決議は毛沢東の歴史的地位を実事求是の態度で評価し、中国共産党の指導思想としての毛沢東思想の偉大な意義を十分に肯定した。
《关于建国以来党的若干历史问题的决议》
党的十一届三中全会前后,中国共产党进行了指导思想和各条战线的拨乱反正工作。在这一过程中,党内外一些人士对社会主义和党自身产生了一些疑惑,对毛泽东的一生功绩和思想的正确性也有一些不正确的想法。《关于建国以来党的若干历史问题的决议》就是在这样的历史背景下起草的。其起草工作从1979 年11月开始,经长时间讨论和修改,于1981年6月中国共产党第十一届六中全会一致通过。
决议对建国以来党的重大历史问题特别是“文化大革命”、毛泽东的功过是非和毛泽东思想的基本内容与指导意义做了总结和评价。《关于建国以来党的若干历史问题的决议》从根本上否定了“文化大革命”和“无产阶级专政下继续革命”的错误理论,对一些重大历史事件和重要历史人物做出了实事求是的评价,科学总结了中华人民共和国成立以来社会主义革命和社会主义建设的历史经验,肯定了十一届三中全会以来逐步确立的适合中国国情的建设社会主义现代化强国的正确道路,进一步指明了中国社会主义事业和党的工作继续前进的方向,统一了全党的思想。决议实事求是地评价了毛泽东的历史地位,充分肯定毛泽东思想作为中国共产党的指导思想的伟大意义。